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銀河と星 その1、 Galaxy and Star Part-1 9-6-2022, Tuesday 9:41am 30C

2022年09月07日 01時39分42秒 | 画家のツブヤキ


限りなく透明なスペース、その大海に浮かんで漂っているように見える銀河、色々な形や大きさの銀河は数え切れない程あるように見えます。 一時宇宙には2000億個以上の銀河があるのではと考えられていましたが、最近の観測では2兆個以上ではないかとも言われています。 ほんの百年ほど前までは天の川銀河が宇宙の全てだと考えていたのですから無理もありませんが、まさに想定外の展開と進歩ですね。



銀河の形は大きく分けて楕円、渦巻、不規則と3種類あります。 銀河同士が合体している状態の観測や、クエーザーのある電波銀河なども発見されています。 中でも数多くみられる棒状渦巻銀河は、私たちの住む天の川銀河もその一つと考えられています。 このタイプの銀河の画像をよく見ると中心のバルジを貫く棒状部分の両端から丁度火山が噴火しているかにように星の成分であるガスやダストの分子雲を沢山噴出していて、何らかのエネルギーで回転しながら銀河の磁場や暗黒物質の中を拡散し、信じられない程長い時間の経過を経て現在の形になったように見えませんか?



銀河は宇宙初期の小さな密度の揺らぎが重力によって成長して形成されたとの説もあります。 銀河は星や星間分子雲のガスや塵そしてダークマター(暗黒物質)などから形成されていると考えられています、そして殆どの銀河の中心にはブラックホールが存在するらしいのですが、これについても詳しいことは余り解っていません。 初期の銀河の発見や観測は遠すぎて難しく、詳しい発生の過程はまだよく分かっていません。 



しかし銀河が重力の影響なので集まって銀河群を形成しその集合が銀河団となり超大規模銀河団の大規模構造を形成しているのではないかと考えられています。 天の川銀河の周りには、南天にあるため、沖ノ鳥島などのごく一部を除いて日本からは見ることはできない、約16万光年離れたマジェラン星雲群や肉眼で見える250万光年程離れたアンドロメダ銀河(M31)などが近くにあり局所銀河群を造っています。



可視光線のスペクトルのみならず全ての電磁波の領域を、現代の技術で集められた膨大なデータから銀河の構成物質や質量、ベクトルなどをシミュレーションするとフィラメント状の宇宙最大の構造物が見えてくるそうです。 ラニアケア超銀河団(Laniakea Supercluster)は、天の川銀河を含む局所銀河群や他の銀河団など10万個の銀河でできています。 ラニアケアはハワイ語で天空(heaven)を意味するlaniと計り知れない広々としたを意味するakeaから出来ているそうです、なんとも素敵な名前ですね。



昨日はレーバーデー(Labor Day)で休日でしたが、今年で最も暑い日でなんと外の炎天下では108度で摂氏で40度以上と異常な暑さでした。 普通日本の熱帯夜と比べると、ここは朝夕涼しく快適なのですが、昨夜はさすがに夜までかなり暑かったです。 今日も又かなり暑くなりそうです。 雨が降らず水不足のカリフォルニアです。







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