１０月２９日、日曜日

今日も快適な秋晴れで文句なしのお天気だが、明日あたりから少しずつ寒くなる予報だ。
夏の暑さ冬の寒さがあるからこそ、この気候のよさがありがたく感じられる。


"Jon Carling", Oakland, California

地球の自転は一日の長さで感じられる、公転は季節の移り変わりで感じる事が出来る。
天の川銀河の回転は、どのように感じられているのだろう？

１０月２７日、金曜日

レイトンビルは今日も良いお天気で、このごろは北カリフォルニアの遅れてきたインディアン・サマーといった感じがする。　１０月下旬で２５度以上あるのだから暑いくらいだ。 金曜日は我が家の“買い物日”で、隣町のウィリツまで行って来た。



記録的な北カリフォルニアの大火事は、やっと鎮火されこれから本格的な復興工事が始まるだろう。　山火事の原因はまだ確定されていないが、地元電力会社の変圧器と電線に強風で煽られた木の枝が落ちてきたのではとの噂がある。　いずれにしてもこの辺の山火事は落雷とかの自然的要因が原因なので、なかなか防ぐのが難しい。

１０月２５日、水曜日

昨日、今日と記録的な暑さがカリフォルニアを襲っている、と云っても日陰では素晴らしい秋晴れで、先の雨の日から比べてなんと変化が激しいことかと思うが、お天気なんてそんなものかもしれない。



トラックのタイヤが坊主になってしまい、これからの雨季に対応仕切れそうにないので遂に新しいタイヤ４本のバランスと前輪のアラインメントをやってもらった。　月曜日に予約をして水曜日の午後には全て完了である、便利なものだ。


"Jon Carling" Oakland, California.

その間にインターネットの電話線モーデムが故障でネットに接続できず、ウィリツまで新しいモーデムを調達に久しぶりにマキシマで行く。　途中マリポサでラッテを買って、ウィリツ・オンラインで新しいモーデムのインストールとセットアップのやり方を教えてもう。


"Paul Landacre"

北カリフォルニアの大ワイルド・ファイアーはほぼ全ての地区で鎮火され避難していた住民も帰宅して復興に全力をあげる事になる。　８０００軒余りの住宅が焼失し全てを失った人も沢山いる。　当然対策はとられているだろうが、いずれにしても時間がかかりそうだ。

Autumn Rain

１０月１９日に予報どうりこの秋初めての雨が降った。一日限りの予報であったが翌日もしとしとと一日中降っていた、まさに秋の到来を感じる雨であった。

ノースベイ・ファイヤー North Bay Fire:

先回ブログを更新してからもう五ヶ月以上になる。　長い間何故か発信したい話題もこれといってなく、もっぱらネットで受信をしているだけであった。



そういえば何時ぞやのトータル・イクリプスのときも回りがその話題であふれていたので、折角興味深い画像があってもリブログする気になれなかった。



これといって目新しい事も無く平穏な生活の中で、なかなか思うように進まない制作活動を続けているだけで、新しいプロジェクトもなかなか進展せず、発表する段階までにはまだ時間が掛かりそうだ。



そんなこんなで半年近くが過ぎてしまった。　いずれにしてもそろそろ何かをアップロードしないともうくたばってしまったと思われかねないなどと思いつつやる気が出ないでいた。　



多分以前のようなブログを更新する面白さや新鮮味が無くなったのかもしれない。　結構マンネリ化した毎日の続くなか記録的大火事が北カリフォルニアを襲った。



大惨事は悪条件が運悪く重なる事で起こる。　今回は夜中で強風に乾季の超乾燥地と三拍子そろっていた。　１０月８日は日曜日、多くの北カリフォルニアの人々は、このあたりならではの快適な気候のなか、秋の連休を楽しんでいたことだろう。



世界的に地名が知られてきたカリフォルニアのワイン・カントリーであるナパ郡の北に位置する小さな町カリストガ。　その近くで夜の１０時半過ぎに山火事が起きた。　



今の時期は丁度乾季の終わりで草木は乾燥しきっている。　
乾燥注意報とワイルド・ファイヤーの警告が毎日伝えられていた時期であった。



丁度その頃ダィアブロおろしとも言われる強風が北カリフォルニアに吹いており時には風速１００キロを越える突風も吹いていたそうだ。　その風に煽られたカリストガの火事はあっという間に２００エーカー程の規模になり大きな高い木に燃え移った火は上空で火の粉となって遠くまで飛ばされてそこで新しくスポット・ファイヤーになり広がっていく。



そうして真夜中から夜明けまでに火の粉は次々と飛び火してサンタローサの街まで飛ばされてきたのです。　その後も山火事は広がり続けカリフォルニアの史上最悪のワイルド・ファイヤーになったのです。
強風や突風に追われ火の足は速く、夜中にたたき起こされた住民は着の身着のままの避難を余儀なくされたのでした。　朝になっても人名救助最優先で人々の避難活動の援助のみで消火活動はまったく進みませんでした。　その間火事の場所が増え広がっていくので手のつけられない状態でした。



翌日９日月曜日はコロンブス・デーの休日で、我が家ではいつもの様に早く起きて、朝のやることを片付けてハム・ルームでニュースをみようとするとネットにつながらない。
こういう事は時々あるのでしばらく様子を見ることにして居間でテレビをつけると、どの局でも大火事のニュースで大騒ぎをしていた。



翌日１１日火曜日には、風向きが変わって北に煙がやって来た。　我が家でも向こうの山は見えなくなり車の上には白い灰がかなり溜まっていた。


　
テレビでは完全に燃え尽きて灰になった家の後やレンガ造りの暖炉と煙突だけ残った家や燃えている山の映像と関係者や避難した人々の取材を１日中やっていた。



昨日１３日金曜日は、何時ものように隣町のウィリツまで買い物に行った。
ハイウェイ１０１号線を南に４０キロ程走ると山から煙が上がっているのが見えた。　ウィリツの町もなんとなく閑散としていた。