旨い処探索同好会

アトリエ葉神 公式 ブログ・サイト

日誌 143 キノコの季節-3, Mushroom Season-3

2014年11月29日 20時40分37秒 | 日誌


キノコ狩りは、時間との戦いである。 雨の後は絶好のキノコ狩りのチャンスで、普段は行かない裏山の奥の方まで探しに行く、モタモタしていると傘が開いたり虫や野生の動物や鳥に先を越されてしまう。


















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日誌 142 キノコの季節-2、 Mushroom Season-2 

2014年11月27日 11時47分27秒 | 日誌


今日は11月27日、サンクスギビングの休日で、日本のお盆のように家族が集って七面鳥のディナーを楽しむ。 毎年のことながらこの時期、民族の大移動で全米の飛行場は混み合う、よくある東部の悪天候と重なって目的地に着くまで多くの人が大変苦労をする。



昔はよくご近所や友達に招待されそれぞれの家庭のターキーディナーをご馳走になっていたが、最近はお声もかからなくなり我が家でささやかな感謝祭の夕食を楽しんでいる。 一応美味しいワインも仕入れてきた。



去年は雨が少なくキノコは余り出ていなかったが、今年はそこら中に色んなキノコが沢山出てきている。 やはり圧倒的の多いのがケッポリで、多分チチタケの一種だろう。 



今年になって初めて紅天狗茸を池の側で見つけた、絵本の中から出てきたような絵になるキノコである。 今までなかったのであるから何らかの方法で菌糸が運ばれて来たのだろう、とても興味深い。



キノコの世界も奥が深くなかなか面白い。 この辺りでは食用に適したキノコも多くキノコ狩りは結構楽しい。


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日誌 141 茸の季節-1 Mushroom Season-1

2014年11月26日 11時56分50秒 | 日誌


今年の雨季は今のところ順調で平年並みの降雨量と頻度で、このまま行けば少しは水不足も解消されるかもしれない。 それに加えて今年の北カリフォルニアは暖冬になりそうだ。
こうなるとこの辺りの野生キノコには最適の環境になる。



先日、隣のギャレットがバケツ一杯のワイルド・マッシュルムを持ってきた。 ここからさほど遠くないコースト近くの山で友達と一緒にキノコ狩りに行ってきたのだ。



オイスター・マッシュルーム(Pleurotus ostreatus)やピッグイァー・マッシュルーム(Gomphus clavatus)など色々な種類のキノコで、食べられるかどうか、この辺ではキノコに詳しいと評判の園さんに意見を聞きに来たのだ。



中でも興味深かったのは、ロブスター・マッシュルーム(Hypomyces lactifluorum)と呼ばれるオレンジ色の大きなキノコで、ロブスターを料理した時の色に似ているが、食べるのを躊躇うような色である。



調べてみると、驚いたことに菌(Parasitic ascomcete)がキノコの表面に生育していたのだった。 このファンガスのお陰でホストのキノコの苦みなどがとれて歯ごたえのある美味しいキノコに変身したのだそうだ。



料理をしてみると、全くロブスター・マッシュルームの名前がぴったりの見た目と味に仕上がった。


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