
今日も夕方まで雨の予報で、今年の雨季は本当によく降る。
雨季なのだから雨が降って当然なのだが、何年もドライな雨季が続いていたので、少々不思議に感じてしまう。

以前日本に帰った時に買っていた水彩画用のスケッチブック、新しい物は、そこにあるだけで少々ワクワクする、唯なんとなく新しく使ってみるという、描いてみること自体が目的で、特に特別な題材があったわけでもなく、タイトルもない。

以前に作品の名前に「気の向くまま」とか 「なんとなく」なんて名前を付けたことがあるが、どんな作品だったかハッキリ覚えていない。 大して役に立たない名前だったが、少なくともその時の気持ちは伝わったかもしれない。

いずれにしても手短にあった画材で、何んとなく気の向くままに描いた感じがする。 当時は光のスピードの事や光子の二重性、そしてエレクトロンのスピンや波動、波長、振動などを考えていたので、こんな形の絵になったのだろう。

特にタイトルをつけるとすれば、無難なところで「習作」となるだろうが、少々つまらない。 かといって「ノータイトル」も大して面白味がない。 しかし名前は大切である。
