Winter Evening by Ernest Fiene
Nevertheless, and much to my surprise, he finally gave his consent to my coming to America all alone. I thought of the many exotic and wonderful things I would see, and when the time came to go I left without sentimentalities or tears and with a brave, adventurous spirit.
驚いた事に、そういった事情にもかかわらず、父は遂にたった一人でアメリカに来ることを承諾したのでした。 私は、これから見るであろう多くのエキゾティックで素晴らしい事に想いを巡らしていて、行くときが来ると、感傷感や涙はなく勇敢な冒険精神をもって出発しました。
訳後記:
レイトンビルは、今朝も酷く寒くて-10度Cくらいまで下がったようである。 毎日寒い日が続いているので、今回もつい雪景色のイメージを選んでしまった。
涙が無かったのは、夢でいっぱいの若いクニヨシには、目前にある両親や祖国との別れの寂しさよりも、先にある未知への憧れと好奇心のほうが強かったからなのでしょう。