オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

【ドコモの敗北】いかなる商法でも,キモは「スキマ」ではないか。

2012年09月11日 22時13分08秒 | オズマの考える政治・経済問題

岐路に立つNTTドコモ、1位なのは「契約数」だけ……起死回生の道はあるか(東洋経済オンライン) - goo ニュース

 さすがauというべきであろう。auはドコモができなかった割引を,法規制のかからない範囲でうまくやってのけたという。

 つまりは,「スキマ」をついたということ。今江克隆プロがその昔「スキマ的思考」の重要性を説いていたが,この勝負もまたそこにあった。

 いまのオズマに「スキマ的思考」を活かせる場面は少なくなったが(宮仕えの性です),以前はある意味やりたい放題。「99%の人が考えるであろう残り1%のなかに可能性を考える」,これを実社会で生かすことができたのは大きかった。成功も失敗もあったが,後発から売りに出すからには,徹底的に相手を研究し,「スキマ」を考えることが重要だった。会議は毎回大げんかだった。

 これは,8月に絶好調で,つい先日の釣行でも「天上界の人」(自分じゃありません)が49を釣ったドブ攻略にも,実は如実に現れている。あの魚をつってもらったとき,「夜釣りは体力のムダムダムダーッツ!」といい続けてきた甲斐があったと思った。事実,2名ともしっかり寝て釣りをしていたからである。

 そういう意味で反省すると,午前中の開拓失敗は「地図を見て予想をつける」=90%の人がやりそうなことばかりやっていた。あれではイカン。水郷攻略,基本はそれで間違いないだろうが,現実がそうではない。ボクの得意な「D」もまた裏ワザ的ポイントだから,やはり普段の観察力いかんに関わるのだろう。

 話が脱線したが,ドコモの起死回生には「スキマ」しかない。しかし,何かしらTOPを走っていると気づかない。人間の本質というもので,TOPに居るとどうしても飢餓感がない。ゆえに発想力が不足するものだ。

 シャープがシャープだったのは「目の付け所がシャープ」だったから。それがTOPに踊りでて,やはり奢ってしまった。飢餓感がなくなった。発想力が貧困になった。

 ドコモにしろシャープにしろ,やはり「スキマ」しかないと思う。

 自分で自分の居る会社をどん底から「スキマ的思考」でよみがえらせた,少なからずそういう自負があるからそう答えたい。いまだにその商品に頼っている会社には辟易だが。それではアカンのヨ。

 そして,勝っているときほど,足元から悪魔が忍び寄ってくる...。