オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

それでもシャープの復活を信じたい!

2012年09月10日 13時28分15秒 | オズマの考える政治・経済問題

記者の眼 シャープは日立になれるか 本業回帰も道のり険しく(日経ビジネスオンライン) - goo ニュース

 個人的にシャープの製品に対する思いは深い。電気屋でバイトをしていた学生時代はバブルだったせいもあるが,シャープの電子手帳など,本当に「シャープは目のつけどころがシャープでしょ」だった。液晶TVにしても然り,である。

 失敗したことを責めるのは簡単だ。成功したことを美化するのも簡単だ。問題は,電機業界の本質;構造的問題ではないのか。

 ヒトはグローバルだという。中国進出だという。しかし,いまの中国はどうか。オズマだけでなく,若干でも正しい知識を得ている人々は「チャイナリスク」を以前から警告してきた。そしてそのとおりとなっている。もうバブルもはじけた。にもかかわらず,今度は違う国だ,あっちは大丈夫だ,とまるでラン&ガンで撃って回るような釣り方,いや売り方になって,それが実は問題なのではないか。

 ボクは,やはり,「モノ」の価値がデジタル時代では数年で風化するという「ドッグイヤー」であることに,あらためて注意すべきだと思う。

 トヨタが危ない危ないと言われても,一見デジタルのようなHV車で次々と街の風景を塗り替えるのはなぜだろう。デジタル技術だけではないなにかがあるはずだ。それはきっと商品の総合力だ。サポート力ではないのか。

 安価な労働力に頼ってばかりいると,所詮いまのシャープのような状態になってしまうのではないか。世界の亀山ブランドは通用しなくなったわけではないと思う。たった5年で終わってしまうなんてバスバブルよりも早すぎる。

 ただひとつ,ボクはいいときにテレビを地デジ化した。みんな日本製ですよ。シャープだけでなく,日立もパナソニックもあるが,すべて納得できる。再生するDVDが台湾でプレスされている現実は悲しいけれど。プレスは単純作業だからねえ...。

 釣具でいえばオリンピックが一時撤退したが,いままた市場に戻っている。こうしたこともヒントにならないか。

 とにかく頑張って欲しい。なんとしても,このまま敗北なんてさせたくない。日本製の敗北は認めたくない。

 などということにこだわるのは,オズマ世代より上なんでしょうね....。ここが本質なんでしょうね....。若い世代はメイドインジャパンへの固執などないだろうからね...。