オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

2012/08/31 琵琶湖プロガイド 「真夏のTOPで50UP!」の巻

2012年09月03日 17時06分27秒 | 2012オズマのバス釣りレポート

 それは自力で釣ったのか,と言われれば完全にはそうではない。しかし,「引き運」があったのは事実であり,それはまたプロガイドをもってして予測不能なことがあるという。自然が相手な遊びですからね...。

 2012/08/31。記録より記憶に残る1匹を釣ったことはたしかである。そしてそれが,真夏の強烈なパターンであるということも教わった。これは水郷でも試してみる必要があるだろう

 昨年行ったガイドは爆釣だったが,今年はかなり波があるという。釣れるとき・そうでないときが,プロガイドをもってして読み切れないというのだ。だがしかし,ヘラクレス信者ともなったきっかけをつくってくださった佐藤順一プロガイドを信用しよう

 昨年と同じく朝7時にリブレに集合。


朝の琵琶湖はガツーンと暑かった。

 挨拶もそこそこに,「今年は昨年のように簡単に釣れないのでライトリグも用意してくださいね」と言われて,ベイトフィネスもセットする。とはいっても,ブルーマイスターやヘラクレスのような頑丈な竿はもっていないので今年もレンタルである。さすがに水郷にはオーバーパワー過ぎるかと思っていて,正直手が出ないのだ。いや,やはりお金がないっす...


トライトンのカラーとスコーピオンXTのカラーがマッチしているように見えます。
スコーピオンXT,佐藤プロもかなり気に入っていた。

 いきなり北湖に移動する。あやめ(だと思います)という場所の水深3mラインにウィードが生えており,そこに隠れているビッグバスをTOPで釣るのである。

 僕は,用意してきたフォースグランディスに12LBナイロンラインで,シャワーブローズ・ショーティーなるペンシルベイトを借りる。

 TOP素人の僕にも動かしやすいと思っていたら,

 「早すぎ! とにかく止めて。極端な話,動いていない方が釣れるヨ。」

と適切なアドバイス。それでもときおり,なかなか釣れないのであせってはやく動かしてしまうので,その度に理由付きでしっかりレクチャー。やはりここはプロだ。理屈に納得。要はバスをイライラさせるらしい。そしてたまらずバスがガバッと出る,という方程式だそうである。これは水郷の真昼にもやってみる必要性がありそうですな。

 かくして1時間ほど投げていると,いきなり水面が割れた。だが,気づかずに居ると竿が持っていかれた。そこからあわせるが,「TOPはのアワセは遅くて全然構わないヨ」とのこと。不慣れ故にアワセに成功したらしい。

 相変わらずフォースグランディスのパワーは絶大で,正直バスをはねさせないようにするだけで十分だった。手前に来たら「これはデカイヨ。50超えているヨ。」とのことで,ランディングネットに収まった。


50.5。記録ではない「記憶」だ。マズメじゃないんだ,ビッグバスは。
佐藤プロがいつも言われているけど本当だ。

 若干のキズがあるものの,水郷ではみないようなバスの体型。もいっちょ自慢かましておこうか


腕が重くて疲れるウウウ。贅沢な悩みだ。

 だが,この強烈すぎるパターンは続かなかった。それでもミノーやらダウンショットやらいろいろ試すと,霞水系でのお馴染みサイズが釣れた。


釣れないよりはマシ。カットテール・ブラックは琵琶湖でも大丈夫。

 佐藤プロいわく,「カットテールとミートヘッドがあればなんとかなる」「霞水系だったらワームのカラーはブラックは基本だよね」だった。ミートヘッドは使ったことがないですが,たしかにカットテールはこの通りですもんね。

 その後,いかにもというポイントを廻るもとにかくノーバイト。プロはいっさい釣らずに様子を見ているだけ。時折投げていてもポイントをあえてずらし,一番いいところはお客にとっておく。
 アタリマエだけれど,ホント,「見本を見せてください」とお願いしても,言葉での説明のみ。絶対船長である自分が釣ってはならないというプロ意識が見える。まさにプロ

 そんなこんなであっというまに午前の部終了。もうクライマックスを味わっているので余裕なんだ


道の駅で食す。カツオは美味しかった。抹茶ソフトで生き返った。

 この後はお昼寝タイム。貴重なガイド時間ではあるがあまりにも暑いので昼寝をする。その昼寝ポイントも佐藤プロがとっておいてくれた。本当に至れりつくせりで,年に1回ぐらいこういう釣りをしてみるのもいいんじゃないかな。まあ,自分はバスボートのエンジン音が好きっていうのもあるんだけどね。

 目覚めて14時すぎになると,これが大荒れ


これは危険だ



琵琶湖大橋下で待機。しかし危険なのでリブレに戻る
そこでロッド選びのコツなどを聞いてみた。

 まあ,こういう時間も重要である。なにしろ,フィッシングショーでも聞けないような話がしっかり聞けるから。そして自分はやはりもうスピニング不要になってしまうことを,この後の近江八幡水路での釣りで思い知ることになる。1インチ・ノーシンカーまでも使えるとは思わなかったです

 結局出船できたのは15時30分頃。雨が止んで涼しくて,これなら活性が上がるかも,と思ってもそうはいかないのが最近の琵琶湖ということらしい。霞とソックリだね。それでも,昨年爆釣した木浜に移動。ウィードエリア5mラインを5gシンカーテキサスで釣る。さすがに昨年やりこんだだけあってワームの動かし方などの注意点は一切なし。

 そしてしばらく待っていると重みが伝わってきた。


さりげなく45UP。まあこんなもんでしょ。

 釣れた匹数が格別多いわけじゃない。でも,普段やらないTOPで50UPというのは人生初 霞ではクランクかワームだったから非常に新鮮だ。なにより引き出しが増えた。

 なお,また来年もお世話になれるよう仕事を頑張りますと伝えて別れ,リブレの帰りに釣具屋によって,シャワーブローズ・ショーティを買い求めたのはいうまでもない。


【琵琶湖から帰還速報】50UPをTOPで達成。

2012年09月03日 12時47分21秒 | 2012オズマのバス釣りレポート

 いま,琵琶湖から帰還しました。片道400キロチョイなのに,福井への往復を都合2回行ったりしたので走行距離は往復1400キロを超えました。また,一般道ではついにリッター16の壁を突破。高速でも帰路は15.6までUP。

 釣りは,かなり渋いと言われた状況ですが,ガイドのおかげで50.5をゲット。真夏のドピーカンTOP,これは強烈なパターンだと教わりました。

 仏像もいやはや全部回りきれませんでした。毎朝5時から活動するものの,意外に時間がかかりました。

 自慢レポートや旅行記は分割で。

 まあ,ホント,人生で50UP釣ったことがない,という人は琵琶湖でガイド受けたらいかがでしょうかね。また,プロならではの貴重な話も聞けますよ。