『オーイ! とんぼ』だけ,毎週立ち読みしている。会社の近くに,まだ立ち読みできる書店が一店だけあるのだ。
さて,プロゴルフを見ていると,とくに週末にTV放映されているわけだが,総じてスイングに無駄がない。あまりにも美しい女子プロなど,いったいどうしてプロゴルファーになったのか想像できないぐらいである。
そんなとき,青木功の伝説が放映されていたTV番組を見た。
これだ,と思った。
青木功のスイングは,まさに「球をつくるため」のスイングだった。
パターを平行にひかないというところや,数々のショットを見ていると,おおそうか,これこそゴルフなのではないかと感動した。「打ったら引く」という我孫子GCの伝説のプロのゴルフを体現していた。
中嶋常幸が言っていた。「青木さんのゴルフはびっくり箱」だ,と。
番組にジャンボ尾崎は出てこなかったが,70年代のジャンボ尾崎,まさにジャンボというだけの体格がある。
総じて「スマート」になっているプロゴルフの世界...なのかもしれない。
そこに「野生の」とんぼが現れた。
だから支持されているし,これからも支持されるのだろう。