琵琶湖遠征でまともに釣りをしたのは,8/31のプロガイドとこの9/2だけである。9/1にも釣っているが,それはあとで書きます。福井観光のついでだったので。いつもの彦根港ですよwww。
宿泊はベストイン・近江八幡。
スーパーが近くて買い出しに便利。
ここのところ,琵琶湖遠征=近江八幡のこのビジネスホテルが常宿となっている。現金プランで一泊5300円からというのも大きいが,部屋が広く,何よりマッサージチェアつきなので疲れが非常にとれやすく毎日が快適だ。オススメしておこう。
さて,近江八幡といえば「水郷」である。すなわち,潮来と同じような風景があるのだ。厳密に比較すると,佐原の小野川周辺と潮来の前川がミックスされたような水路(八幡掘)があるのである。豊臣秀次がつくった内堀だとのこと。
でも,その水路は釣りできるのかい
普通に大丈夫みたいダヨ。
潮来前川のように考えればいいみたい。
琵琶湖博物館(で迫害されている)のバスとブルーギルもそういっている(笑)。ああ,この釣りの後に琵琶湖博物館に行きましたんですよ。実に8年ぶりでしたかね。それもまた後で簡単に記します。
とにかく当日は朝6時から開始。最初は,市営駐車場にクルマをとめて動けばいいやと思っていたらさすがに早朝でOPENしていない。だが空き地を見つけ,そこから歩いて移動すると,それはもう天国でしたよ。
ガルプサンドワーム。液漏れしないBOXに詰める。
3袋買ったんだ。この日のために横浜で。
バーサスの液漏れしないBOXに詰め込んだのはギル釣り最強ワームのガルプ。潮来周辺ではめっきり効き目が弱くなったが,西の水郷では釣れるはず。だって,誰も相手にしない魚を相手にしたいんだからネ,オズマは。釣り人ですから。毒がなければなんでも釣りたいっす。
デケエ こんなのが入れ食い
プロフェッサー・ギルもお手上げだ。
延々釣れ続けるので途中で飽きて....しまわないのが釣りですが,このサイズのギルが乱舞。爆釣ですよ,爆釣! 東の水郷ではこのサイズを釣るのがすごく難しくなってしまった(そもそも見えないケド)のに,この水路には何千匹居るんだ,と思うぐらいで軽く50匹以上。何しろ朝6時から11時まで延々釣ってましたからね。ギル釣りの限界に挑戦,みたいな感じで(個人的に日本ギル数釣り記録達成)。
それでもまれにバスも釣れます。
ちゃんとバスも5匹釣ったぞ。
10UP,20UP,5UPだけどね。
夕方に地元の方と会話すると,なんでもここはバス55UPの実績もあるとのこと。かなりスレている場所らしいのですが,琵琶湖標準なので,65UPにならないと自慢できないらしいです。霞じゃ50UPどころか48ぐらいでもかなりイケテイルのにねえ。
要は日陰に溜まってました。強烈に。
右の日陰だけで20匹以上釣れましたよ,ギルが。
ちなみに,ギルは上のサンドワームダウンショットが最強でしたが,これがバスにはあまり効かないんですわ,なかなか。で,観察していると落下昆虫を食べているみたいなので,最終的に次のワームをノーシンカーで表層引きしたらこれがアタリでした。もちろんギルもバンバン釣れるんですが。
見よ この極小サイズを。
針はメバル用。
かつて潮来周辺で爆釣したワームと針のコンビが,ここではバスに効きました。スレていると本当に針を見切るんですね。若干クリアで魚がバイトするのがよく見えたポイントでは,針のわずかな大きさや糸の太さが多大に影響することに愕然としました。
でも,本当に参ったのはこれです。
ミドリガメの親分が釣れてしまった...。
グンと重い引きだったので若干期待するも,それは爬虫類(と同じ)。ミシシッピアカミミガメの親です。そう,ミドリガメの親。これがダウンショットにくらいついたんですわ。
重くて重くて,竿を持っても上げられなくてリールも巻けない(ベイトフィネス8LB)ので,最終的には手で引きずりあげようとしたら運良く針が伸びてフックアウト。いやもう,人生で初めてですよ,カメを釣ってしまったのは。そもそも潮来周辺にはカメ,ほとんど居ないし。この水路はカメだらけなので次回から要注意。
いくらなんでもカメを釣るなんて不可思議なことがあるもので,この水路では午前中5時間&夕方2時間釣りました。夕方に40UPのバスをかけたけど,こちらはフックが伸びてフックアウト。マスバリでも小さすぎると難しいっすね。
それにしても。フライで釣ったらもっと釣れたかもなんて思います。テンカラ釣りだったらバスも入れ食いだったかも。
じゃあ車田さん,ギル天国は遥か遠く近江の国にありましたよ(笑)。