DVD：『ピーナッツ』（映画）

　内P企画作品です。内村光良監督の野球を通じたオジサンたちの群像劇となっています。

　以前TSUTAYAで借りて観たことがあるのですが、その時は時間がなくて落ち着いて見られなかったことと、最近内Pに嵌まり始めたこともあり（遅）、もう一度見たいと思い、せっかくだから（？）とこの期に購入しました。

　TSUTAYAのDVD販売コーナーに行ったら、初回特典版が残っていましたorz

　スランプに陥ったスポーツライター、さびれた商店街に店を構える酒屋のオジサン、病気の妻を抱えた保父、商店街の店を畳んで借金を背負った男、脱サラして借金を抱えながら小料理屋を営む板前、CDショップの店長などの登場人物たちが、街の新規開発計画に反対したり賛同したりしながら何だかわからないうちに開発計画中止を掛けた野球試合をすることになる…というお話です。

　最初に観た時は、時間がなかったこともあり、作品の中のゆったりとした時間に色々アレでしたが、今回ゆっくり見たら良い作品でした。

　まあ、何で今回は良く見えたのかっていうと、やっぱり「内村プロデュース」っていうものが前提にあっての作品だからなんですね。前回観た段階では、私はあまり内Pのことを知らなかったから、キャラクターに愛情を注ぎきれなかった。
　…こんなことを書くと、映画だけで観客を魅了する力が無いかのようにも取れるけれど…そこはノーコメントで…。

　すごく内容は良かったんだけど、全員を生かそうとするあまりに、余計な部分が多かったんだと思う。野球のシーンも、もうちょっと良く見せられたんじゃないのかなあ。
　あと、私は野球が好きだからいいけど、野球を知らない人にちょっと不親切になっている箇所があるかなあ。あまり言葉で説明しすぎても野暮になるから、そこは難しいところだとは思うんだけど（文野が姿勢を低くしてストライクゾーンを狭くするシーンとか、難しいなあと）。

　どうでも良いけど特典映像が4時間もあってビビった。本編を丸々見ながらコメントしてる部分があるから仕方ないんだけど、それにしても長い。楽しかったからいいけど。

歌を聴いていたら寝られなくなった。

　久々にCDなんか買ったものだからエンドレスで聴いていたら目が冴えてしまった。

　音楽はあまり聞かないけれど、嫌いという訳ではない。むしろちょっと好きだから、歌を聴きながらで何かをすることができなくて、大好きだった小説を読みたいあまりに歌を遠ざけることになってしまった。

　そんな訳で、歌手にはあまり詳しくない。

　私が持っているCDと言えば

・槇原敬之『UNDER WEAR』
・スピッツ『フェイクファー』
・rage against the machines "rage against the machines"
・鬼束ちひろ『眩暈』
・the blue heartsのベスト盤

　くらいのもです。

　世の中にはもっといい歌が転がっているのだろうかと思うけど、歌に費やす時間から得られる実益がなさそうという、芸術を愛する人たちから見れば実に陳腐な理由で、音楽の深みに嵌まることをためらってしまう。

8月の終わりに実体の無いものを怖がる

　私の記憶にある限り、夏休みの宿題を早めに終わらせることができたのは1回だけだ。毎年毎年懲りもせずに、目の前にある課題に手を伸ばさないで、期日が来るのをおびえて過ごしていた。朝のニュースで「さあ、夏休みも残るところあと○日になりました。学生の皆さんは宿題終わりましたか？」と煽るキャスターを恨んだりした。

　…何の話かと言うと、今の私なのですが。

　入社関連書類が届いていて、色々書かなきゃいけない。税金の申告もしなくちゃいけない。11日から旅行だから、せめて今週中に郵送しなきゃいけない。

　書類が多すぎる。失くした資料も多すぎる。

　それで、あの嫌～な恐怖感に苛まれているのです。

　意味もなく怖い。やるべきことがあるのに何もしていないという事実に気づいたとき、なんでこんなに怖くなるんだろう。

　とりあえず、掃除も洗濯もしたので、もう少ししたらちょっと始めます。作業が進まなくても、手をつけるだけで少しは楽になるから。

CD：『人生という名の列車』馬場俊英

　動画サイトでNOPLANの歌を聴いていて、「いいな」と思った2曲の作者が同じ人で、しかも本人のアルバムの中に2曲一緒に入っているものがあるらしいというので、NOPLANではなく本人のアルバムを買ってきました。

　NOPLANの歌は、あれはあれで味があるしバックグラウンドを知っているとそれなりに心に来るものがあるけれど、やっぱりプロの歌声は違う。

　この人の曲は構成が普通のポップスに比べると独特で、曲の展開が思っていたとおりに行かないところが面白い。新しいバンドが出てきたときなんかにも同じように感じることがあるけど、歌が商業化されてくるとだんだん先が読めるメロディーになるんだよね。

　…まあ、CDを10枚程度しか持ってない、普段ほとんど音楽を聴かない私が言うことじゃないけど。

　昭和なアレンジに頬が緩む一枚でした。

雨ニモマケズ、風ニモマケズ

　土日も盆暮れ正月もゴールデンウィークも無く働いていた運送会社のドライバーがいたんですよ。私の母が経営する店の周辺地域を担当している人です。
　母の店は割と不定休なので、平日に休んだり休みの日に開いていたりするのですが、いつその運送会社に集荷を頼んでも、必ず同じドライバーが来ていました。

　それが今日、別の人が来たんです。

　「え！？休み！？」

　思わず聞いてしまいました。

　どうやら厚生労働省から労働基準法関連の調査が入っているらしく、残業が出来ない状態であるため、いつものドライバーさんが今日は休んでいるとのことでした。

　労働者の健康な心と体を守るためにある労働基準法だけど、休み無く働くドライバーさんには目標があるのかな、なんて勝手に想像していた私たち親子は、「働きたいのに働けないなんてねえ」と残念な気持ちになってしまいました。

　ところで私は今日この件にぶつかって初めて、労働基準法を邪魔に思う人もいるのだろうという、ごくごく当たり前のことに気づいたのです。

　全ての人に対して良いようにならないのがルールなんだよねえ。

オークション結果報告

　ドイツ旅行前の最後のオークションが終了しました。

　結果は5点落札（バッグ、靴、嗜好品など）となりました。金額としては、初の合計3万超えとなりました！

　これでやっとデジカメとデジカメの備品代を取り戻せたかなというところです。

　給料日直後だからか、私が出品したものも、母が出品したものもかなりの値上がりを見せた商品がありました。
　私の場合は元々売れ残った商品を出品しているため、気弱な値段設定をしていたのが幸いしたのかもしれません。

　開始価格が低いと、人がたくさん寄り付いて、大勢で競って高く落札されることがあるんですよね。ただ、安く出すと安く落札されるリスクがあるので、諸刃の矢ではありますが。

　複数のIDを使って自作自演で値段を吊り上げることもできますが、我が家はそういう姑息な手段を好まないため（面倒だし）、やりません。

風邪？

　昨日の夜、突然ものすごい吐き気と腹痛に襲われた。食中毒を疑ったけど、全部出し切ったら収まったので、どうやら風邪らしい。叔父も同じ風邪を患ったとのこと。

　でも、本当に出るだけなんだよね。熱も上がらないし、体がだるいわけでもない。ただ、胃がひっくり返るんじゃないかというひどい吐き気と腹下し。死ぬんじゃないかと思った。

　ちなみに、食中毒であの状態になると2日から1週間は寝たきりになるらしいです。

　…今日はフリマに行こうと思って、売るものを準備していたのに。悔しい。

　物を売りながらxactiで遊ぼうと思っていたので、それも悔しい。

ネット人口

　さて、私がいったい何をオークションで売っているのかということですが、昨年の12月から出品したものの中で、私が仕入れたものは3点ほどしかありません。

　ほとんどは、使わなくなった私物と、母が店で売り残した商品を労働の対価としてもらった物です。

　この、「店で売り残したもの」というのが、意外な利益を生むことがありました。母は6年前からオークションで物を売っていたのですが、何度出品しても売れなかったものがずっと家の中に眠っていました。
　ネット人口の増加により、6年前にネット上で需要が無かったものが、今売るとスンナリ（時には思ったよりも高値で）売れてしまうことがあるのです。

　よくよく考えたら、母がオークションを始めた当時は、「年間に1万円以上売り上げる人は、オークション人口全体の5%」と言われていたのです。

　ちょっと時代を先取りし過ぎていたのかもしれませんね。