会社の電話が鳴ったので、取った。
そうしたら先方が名乗りもせずに、すごくテンションの高い声で「○○さーん!!オレのこと覚えてる!?」と言った。
誰だかわからなかったので「忘れました!!」と答えたら、ひとしきりブーブー言った後で名前を名乗った。
電話の主は私が以前今の部署にいたときに担当していた取引先の、現場で働く1つ年上の男性だった。
取引先は大手メーカーの下請け業者で、私が入社した年に任された大きな仕事だった。
とにかくトラブルが多くて、私も彼も当時は転職したばかりで、わからないことだらけで、毎日夜遅くまで仕事をして、職場が遠いので片手に余る程度しか会ったことはないけれど、色んな出来事を共有した。
だから私も久々に彼と話せて嬉しかったし、彼のテンションが上がった理由もわかった。
電話に出たときにすぐにわからなかったのは、テンションが高かったから。以前は夜遅くに息切れしながら電話してきていたからね…。
彼は私が一人で立ち飲みに行っていた話も覚えていたし、今度飲みに行こうよ!なんて言われたりして、今の担当者に取り次ぐまでに長々と話してしまった。
そしてかなりときめいてしまったのです。
これなんだよねー…彼氏に足りないのは。
半年も一緒に過ごしてきたから、既に彼氏の存在自体は私の中でかなり大きくなっているし、他の人にどうこうという気持ちにはならないんだけどさ。
あー、こういう気持ちになりたいなー、と少し思ってしまった。
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