北海道おといねっぷ美術工芸高等学校(おと高)ブログ

北海道で唯一の工芸科高校「おと高」の ブログです。

2017.09.12 デザインスクール1日目③

2017-09-20 17:23:05 | 2学年

デザインスクールの様子をご紹介したいと思います。

モエレ沼公園を出発し、今回の宿泊先へと向かいました。今年は、NTT北海道セミナーセンタに宿泊しました。

長距離移動でお腹も空いていたようです。バイキング形式の夕食でした。

  

  

  

  

  

  

  

 

初日の夜の研修は「100年後の椅子」です。

各ペアで持ち寄った案から研修グループで発表案を画用紙にまとめました。100年後の椅子は科学が進歩していたり、人間の進化もありえるのかなど各グループで爆笑しつつたくさんの意見交換が行われました。

  

  

  

たくさんの素敵なアイディアが出ており、グループ内でもいろいろな意見やアイディアがさらに出て、有意義な研修の時間となったようです。自分の意見だけではなく、他者の意見やアイディアをグループ内でまとめあげるのも良い勉強になったと思います。

  

終わった後は・・・・自分へのご褒美!!翌日はいよいよ東海大学です。

  

 

 


2017.09.12 デザインスクール1日目②

2017-09-20 16:46:55 | 2学年

デザインスクール1日目の様子を紹介したいと思います。

カンディハウスを出発し、バス車内で昼食です。途中砂川のSAで休憩をし、モエレ沼公園へ向かいました。あいにくの雨でしたが、生徒は元気に研修に取り組んでくれました。

  

 

 

モエレ沼公園では「札幌国際芸術祭2017」が開催されていました。

ここでの研修は「札幌国際芸術祭鑑賞」「サクラの森でイサムノグチを体験」です。モエレ沼公園の象徴であるガラスのピラミッドを拠点として、モエレ沼公園の歴史と彫刻家イサム・ノグチの視点を現代につなぐプロジェクトを展開しており、様々な作品に触れることができました。

  

  

  

  

  

  

屋内空間では、100台以上の中古のレコードプレイヤーを使用した作品「without records」の新作がモエレ沼公園バージョンとして展示されていました。

また、大きなバルーン状の彫刻、公園がかつて不燃ゴミの最終処分場であったことに焦点をあてたジオラマの映像作品、アートロボットの作品をモエレ沼公園と一緒にたくさんの作家さんがコラボレーションしていました。

  

  

  

  

  

  

  

  

 

ARTSAT×SIAFラボでは、成層圏をフィールドに作品が展示されていました。イサムノグチが公園設計に込めた宇宙規模のコンセプトに照れコーティングという手法で作品化をしたそうです。

会場内の風や温度などの環境データを利用した音響彫刻の作品など、いろいろな体験ができる作品にも溢れていました。イサムノグチのインスピレーションが現代を生きる作家さんのインスピレーションと重なり、新しい体験ができる場所でした。

生徒も自分が気になる作品を撮影したり、一緒に撮影してみたり、遊んだりと肌に感じる時間となったと思います。

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

   

あいにくの雨でしたが元気にモエレ沼公園の遊具を体感していました。

 

 


2017.09.12 デザインスクール1日目①

2017-09-20 16:17:50 | 2学年

先週2年生は高大連携授業のデザインスクールがありました。その様子をご紹介したいと思います。

2泊3日にわたって行われるデザインスクールは、学校の外でたくさんの作品や制作する方のお話を聞いたり、東海大学での研修があったりと、音威子府を離れていろいろな体験ができる行事となっています。

1日目は朝早くにチセネシリ寮の前から出発です。少し眠気が見られましたが、元気よく出発です。

行きのバスでは早速、「100年後の椅子」についてペアワークを行いました。

  

  

  

 

 

始めに到着した場所は、おと高でもお世話になっているカンディハウスです。本校の寮の部屋にはカンディハウスのデスクと椅子があります。普段から自分たちが寮で使用している家具を制作している場所を見学できる機会です。

カンディハウスは旭川家具の「重い、大きい、暗い」と言われていたイメージを脱ぎ捨てる先駆的存在となった企業です。代表生徒からのお礼の挨拶もありました。

  

  

旭川本社のショールームはシュチュエーションごとにコーディネートされた家具が、整然と展示されています。生徒は「これ素敵!!」「これはどうやってつくられているのだろう・・・」「こんなのほしい!!」と感想がありました。

気になる家具に触れてみたり、スケッチしたりと楽しい時間になりました。寸法を計測して卒業制作の参考にしている生徒もいました。

  

  

  

  

  

  

  

  

  

 

   

 

本校を卒業し、カンディハウスで仕事をしている先輩のお話も聞くことができました。現在、3名の卒業生が活躍しています。先輩からのアドバイスをしっかり聞き、次の研修場所へ!!

  


2017.09.20 課題研究の授業の様子

2017-09-20 11:55:22 | 3学年

音威子府の気候も肌寒くなってきました。もうすっかり秋の季節となっています。

前期の授業も残り少なくなってきました。3年生にとっては学校に登校する日数も数えるほどになりつつあります。

残りの授業の中で、目標や自分にとって伝えたい想い、それぞれの3年間の集大成が実りあるものになるように一生懸命取り組んでほしいと思います。

課題研究の授業の制作も製材が進み、形ができてきています。

自分の作品としっかり向き合い、一心に制作に取り組む姿が本当に素晴らしいと思います。後輩の手本となり学校を引っ張ってくれる頼もしい3年生です!!