北海道おといねっぷ美術工芸高等学校(おと高)ブログ

北海道で唯一の工芸科高校「おと高」の ブログです。

2018.03.23 修了式・離任式

2018-03-23 14:19:35 | 1~3年生

本日は今年度最後の授業のあと、大掃除がありました。

1年間お世話になった学校全体を全校生徒で清掃しピカピカにしました。おと高生は、清掃も区域ごとに連携し取り組んでくれるのでとても助かっています。

 

午後は修了式と離任式、表彰伝達がありました。

表彰は、昨年の12月末から今年の3月までのクロカン部の大会の表彰、今年2月に行われた道展U21の美術部の表彰です。

クロカン部は全国高等学校スキー大会男子リレーで8位入賞、JOCジュニアオリンピックカップの男子10kmフリー3位、10位に入賞、女子5kmフリー3位入賞ととても素晴らしい成績をおさめました。

その他の大会でも日頃の部活動の成果を発揮し、素晴らしかったです。

美術部はU21で奨励賞と入選に選ばれました。郊外展の準備もある中、自分の表現の追求、技術の向上に取り組んできました。

みんなおめでとうございます!!

 

 

続いて離任式です。今年度は2人の先生方とのお別れとなりました。生徒会の生徒から感謝の花束が贈られました。

  

 

 

修了式は、校長先生からの講話がありました。

春休みが終わると、進級し、ひとつ上の学年となります。期待もあり不安もあるかと思います。

1年間の自分の努力をしっかり褒め、次へ向かってほしいと思います。また、各学年進路のことをしっかり考え春休みを過ごしてほしいと思います。

4月にまた元気な笑顔で会いましょう!!

  


2018.03.22 工芸制作・絵画

2018-03-22 17:04:03 | 2学年

本日の3・4校時には2学年のコース別の授業がありました。

工芸コース、美術コースともに最後の仕上げに向かいラストスパートです。

工芸コースで時間がある生徒は、来年度の制作の相談をしたり、今後の取り組みの相談をしたりしていました。

卒業制作の刺激を受け、来年度の自分の課題を少しずつ見つけているようです。

  

  

  

 

美術コースは絵巻物の仕上げをしています。完成した生徒は作品のキャプションを作成していました。

完成した作品をみてみるとそれぞれの考えていることややりたい表現が見えてきて素敵な作品となりました。

  

  

  

2年生も今年で素晴らしい成長をしています。それぞれのコースで学んだことを最終学年の制作につなげてほしいと思います。


2018.03.20 工業技術基礎

2018-03-20 12:41:26 | 1学年

本日の1、2校時の1年生の工業技術基礎の授業の様子を紹介したいと思います。

 

工基の授業は、鋸、鉋、ノミなどの工具の使い方や手入れの仕方、その他のスコヤや罫引などの工具について4月から学んできました。

4月は墨付けの大切さや正確に引く技術、鋸の仕組みや使う時の正しい手順を学び、マツ材を使って蛇腹を制作しました。

前期の後半から鉋やノミなどの道具の名称や研ぎの仕方を学び、配布された新しい工具のセッティングから研ぎまで学びました。

  

 

4月に入学した1年生も工具の使用や手入れにも慣れてきて、ほぞ加工や箱物を制作することができるようになってきました。

鉋やノミの研ぎはなかなか難しくコツをつかむまで苦労したと思います。しかし、日々の工具の手入れを怠ってはいい作品に繋がりません。手入れがしっかりとされている工具だと完成度が格段に違います。

「やっぱり手入れって大事ですね」「研ぎできるようになりました!!」「あと少しなんで頑張ります」と一生懸命に取り組んでいる1年生です。

難しいことも一生懸命に取り組む1年生の4月からがとても楽しみです。

   

   

工基の授業もあと2時間となりました。作品完成目指し頑張ってほしいと思います。

 


2018.03.19 木工制作Ⅰ

2018-03-19 10:33:43 | 1学年

今年度の授業も残りあとわずかとなってきました。

1年生も2年生も次の学年に向け、今年度の復習や制作完成まで頑張っているところです。

 

1年生の木工制作は最後の課題の「ラトル制作」をしています。空洞のスペースを作り中にものを入れて音の出る仕組み、木と木がぶつかり合って音が出る仕組みの2つから選びデザインして制作をしています。

木工制作で学んだ、糸鋸、ボール盤、小刀、彫刻刀、やすりがけで制作をしています。

大型機械がなくても木工のおもちゃやカトラリーを作ることがたくさんできます。制作の中から自分の得意なこと、苦手なことをしっかり把握しそれぞれの目標に取り組んできた1年生です。

4月に糸鋸で苦戦していた姿はもうありません。とても素晴らしい成長をしています。

  

  

初めての作業で学ぶことも多く大変だったと思います。それでも一生懸命に取り組みができるおと高生の素晴らしいとろこだと思います。

来年度はさらに難しい課題制作も増えますが、1年間の成長をしっかり褒め、新たな制作に挑戦してほしいと思います。

  

  


3月1日 卒業式

2018-03-14 08:15:07 | 3学年

アップが遅くなりまして失礼しました。

朝のSHR様子です。本日の動きの連絡後に、本日で最後の登校であることから必要な配布物が渡されています。

 

1年生が胸花をつけてくれます。しだいに卒業の感じがしてきました。

   

 

これから卒業式が始まります。体育館前の廊下で待機中。

 

卒業式が始まりました。身が引き締まります。

 

 

 

卒業証書の授与です。校長から一人ひとりに授与されました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皆勤賞の表彰です。4名いました。代表1名が壇上で授与されました。

 

次は精勤賞です。2名いました。皆勤賞授与同様に代表1名が壇上で授与されました。

 

次は学業優秀賞と音威子府村からの文化奨励賞の授与です。

 

 

校長から式辞です。

 

教育委員長の告辞です。

 

村長の祝辞です。

 

PTA会長の祝辞です。

 

PTAから記念品の贈呈です。PTA会長から代表生徒に目録が渡されました。

 

生徒会長の送辞です。卒業生への感謝と心が鼓舞されるエールを述べてくれました。

 

卒業生代表の答辞です。卒業生の思いを全て述べていました。卒業生は心の中で強く同意していたことでしょう。

周りへの感謝や入学時のSHRでの衝撃的出来事の振り返り・・・ 素晴らしい答辞でした。

 

式歌斉唱となり、式も終わりに近づきました。

  

 

 

卒業式を終えて、教室に戻りました。

順調に式が進んだおかげで少し時間ができたので、フリータイムとなりました。時間を惜しみ、卒業アルバムに一筆書いてもらうことをしている生徒がほとんどでした。

 

保護者の方々も教室に合流できたので、最後のホームルームです。

 

担任から生徒一人ずつ手紙が渡されていました。帰ってから開けて欲しいとのことでした。

 

 

副担任と担任による記念品も贈呈されました。

 

とうとう別れの時が近づきました。和やかでありつつ、真剣に話を聞いてくれていました。

 

 

 

 

ホームルームが終わった時、「黒板をバックにみんなで写真を撮ろう!」と呼びかけた生徒がいて、みんなで撮りました。嬉しいことでした。

この黒板アートは、後輩が有志で前日に描いてくれたものです。約3時間もかけて描いてくれました。レベルが高いこと!!

絵は卒業生が3年生の時の学校祭で演じた内容のものです。そうした心遣いに大変嬉しく思いました。後輩の皆さんありがとうございました。

卒業生の皆さん、改めて卒業おめでとう!

この先、時間がかかってでも自分のペースで自らの目標に向かって努力し続け、それを叶えることができるよう頑張って下さい。

3年間いろいろなことがありましたが、それらを乗り切って本日の卒業の日を迎えることができた皆さんならきっと大丈夫でしょう。

本校教職員と寮職員は、皆さんのこれからの歩みを、北海道で一番小さな村から応援し続けています!

 


2018.03.09 木工制作スプーン制作発表

2018-03-13 13:45:47 | 1学年

先週は後期の制作課題の「スプーン制作」の発表がありました。

それぞれに取り組んできたきたことを、クラスメイトと共有し、次の制作につながるものをみつける機会となったと思います。

スプーンは必ずしも自分の作りたいデザインのものが用途にあっているわけではありません。機能と形態は切っても切れない関係です。そのことに触れ、相手のことを知り考えて制作することの意味を理解し取り組めたでしょうか?

頑張ったこと、苦労したこと、特にこだわった部分、次年度はどんなことに挑戦したいかなどを発表してもらいました。

  

  

グループでの発表や質問タイムが終わったあとは、他のグループの作品鑑賞時間です。

レポートを見ながら作品にふれ、お互いに批評カードを記入しました。

  

  

  

 

 


2018.2.25 工芸部研修

2018-03-08 16:40:58 | 1学年

少し前になりますが、工芸部は休日を活用して、中川町で開催されたきこり祭りに参加してきました。

開会式のあとは丸太引きレースに出場しました。

なんと!女子の部で準優勝!

林業の町ならではの催しを通し、楽しみながら木材について学ぶ機会となりました。

昼食のあと、中川町で旋盤を使って制作をしている作家さんのお話を聞きました。寒い中、みな真剣に耳を傾けています。

お疲れ様でした!今回の研修を含め、色々な経験をこれからの制作につなげていけるといいですね。

 

 

 


卒業式のサプライズ

2018-03-01 14:04:58 | 1学年

全国的に大荒れの空模様ですが、音威子府村も徐々に天候が悪化してきています。

本日、本校でも卒業証書授与式が挙行され、3年生35名が学びやを巣立って行きました。

その様子は、改めてお伝えします。

昨日、2年生の有志から卒業していく3年生へのサプライズの、準備を行いました。

お世話になった3年生へ、黒板アートによる教室装飾です。

限られた色数を、上手に使いこなし描いています。

最初は3名から始まったのですが、話を聞きつけて応援する者も出て、最終的には7名の手により完成しました。

十分な制作時間が確保できたわけではありませんでしたが、参加した2年生たちの、卒業生への感謝の思いが、素敵な黒板アートを完成させました。

※図柄は、3年生が学校祭で演じた劇を主題にしています。

 

で、肝心の3年生は、、、

思いもよらない素敵な贈り物に、とても喜んでおりました。

急なことでしたが、送られる卒業生たちも、最後のホームルームを終えた後、この黒板アートの前で記念撮影をしていました。

素敵な思い出と先輩・後輩間の絆が、一つ増えました。(K)