デザインスクール1日目の様子を紹介したいと思います。
カンディハウスを出発し、バス車内で昼食です。途中砂川のSAで休憩をし、モエレ沼公園へ向かいました。あいにくの雨でしたが、生徒は元気に研修に取り組んでくれました。
モエレ沼公園では「札幌国際芸術祭2017」が開催されていました。
ここでの研修は「札幌国際芸術祭鑑賞」「サクラの森でイサムノグチを体験」です。モエレ沼公園の象徴であるガラスのピラミッドを拠点として、モエレ沼公園の歴史と彫刻家イサム・ノグチの視点を現代につなぐプロジェクトを展開しており、様々な作品に触れることができました。
屋内空間では、100台以上の中古のレコードプレイヤーを使用した作品「without records」の新作がモエレ沼公園バージョンとして展示されていました。
また、大きなバルーン状の彫刻、公園がかつて不燃ゴミの最終処分場であったことに焦点をあてたジオラマの映像作品、アートロボットの作品をモエレ沼公園と一緒にたくさんの作家さんがコラボレーションしていました。
ARTSAT×SIAFラボでは、成層圏をフィールドに作品が展示されていました。イサムノグチが公園設計に込めた宇宙規模のコンセプトに照れコーティングという手法で作品化をしたそうです。
会場内の風や温度などの環境データを利用した音響彫刻の作品など、いろいろな体験ができる作品にも溢れていました。イサムノグチのインスピレーションが現代を生きる作家さんのインスピレーションと重なり、新しい体験ができる場所でした。
生徒も自分が気になる作品を撮影したり、一緒に撮影してみたり、遊んだりと肌に感じる時間となったと思います。
あいにくの雨でしたが元気にモエレ沼公園の遊具を体感していました。