北海道おといねっぷ美術工芸高等学校(おと高)ブログ

北海道で唯一の工芸科高校「おと高」の ブログです。

20240711 2年生職業人講話

2024-07-11 11:29:00 | 進路
2年生を対象に本校卒業生であり、現在音威子府村の木遊舘でお勤めされている横内様をお迎えして職業人講話が行われました。

生徒の感想の中にも「美術系進路ガイダンスはあって、工芸系進路ガイダンスは初めて」とか
「就職(社会に出た後のこと)の話は中々聞くことが少なくかったので良かった」と記載があり、
今後に生かしていきたいと感じました。

前半は横内さんが高校から現在の仕事につくまでの経歴や、
木工業界のこと。仕事につくために必要なことを講義形式で教わりました。
木工業界の特徴などは初めて知る人も多かったでしょう。




後半は横内さん自身が使っている工具や使い方や
生徒が苦手なカンナの薄削を披露していただき
技術と工具の状態の質の高さに感動していました。
見たことがない工具も手に取らせていただき面白かったです。

生徒達は工芸科の1年を通してカンナやノミの扱いの難しさを身をもって知っています。
刃物の仕込みがうまくいかないことで嫌になって投げ出したり、
うまくいったと思っても一瞬でかけてしまうこともありました。
そもそも使用すれば刃も台も消耗していきますし。
カンナを適切にひき、薄く鉋屑を出すスキル不足もあります。

職業人講話の話に戻すと、
だからそれを商いとしてお金を稼ぐ人の技術の高さを知ることができたのでしょう。
卒業してすぐではなく、
社会に少し染まった横内先輩の話と技術に刺激をもらった45分でした。












20240618 3年生面接指導

2024-06-19 20:38:00 | 進路
3年生はトモニソリューションズの橋場様に来校していただき
面接指導を受けました。

今だけでなく今後就職する際に必要な知識を得ることができました。

その後は個別に面接練習をし、
教えてもらった礼法や準備してきた志望動機を話すことができました。
実際に行動を起こすと難しかったです。

現在3年生はそれぞれの進路に向かい自身を見つめ
文章で整理して、言葉で表現する行程を経験しています。

自分には何もないなと思うこともあります。
人と比べできていないことを感じることもあります。
それらは過ぎゆく日々の中で皆の言葉で言う「普通」なことです。
だからこそ信じてほしいことは「誠実」であり続けることです。
足りない自分を見つめよりよくありたいと思うことが「成長」に繋がります。
進学も就職も完璧な人より
成長できる人材を求めています。
その気持ちを大切にして下さい。








20240617 2年生美術系進路ガイダンス

2024-06-19 20:25:00 | 進路
2年生は武蔵野美術学院の河野先生と宮地先生に来校していただき
美術Ⅱの授業課題をもとに美術系進路ガイダンスを行いました。

今回のガイダンスでは初めて自分の作品を講評していただき
ありがたいお言葉をもらいました。
受験で大事なこと、これからの取り組み方など一生懸命メモを取りながら聴くことができました。
緊張しましたが様々な視点からモノを観るポイントを知ることができました。













20240524 2学年進路ガイダンス

2024-05-24 20:16:00 | 進路
本日6時間目は2学年対象に株式会社イーパスの高木様による
進路ガイダンスが行われました。
進学が中心のガイダンスでしたが
様々な進路先の特徴やお金のこと、
今やるべきことをお話しくださいました。
今回のオンラインガイダンスを始め
昔と違い、いつでも誰でも平等に情報を得られる時代になりました。

2年生は進路へ対し迷い、行動を起こす時期です。
それぞれが違う進路ですが
学年面談や専科の教員による指導で興味の幅を広げようとしています。
今はいくら迷ってもいいです。
相談して貰えたらいつでも力になります。
自ら動くことが進路実現、またその先の適正に繋がります。
今後も2年生を中心に様々な進路指導のギミックを進路指導部で用意しています。









20240523 教育実習生講話

2024-05-23 21:55:00 | 進路
今年も教育実習生講話をしていただきました。
在校生にとっては身近な先輩の話に自分達の進路を考えるきっかけを与えていただきました。
教育実習は本校の卒業生で教え子でした。
進路に迷い模索した人。
自分への使命感を持ち突き進んできた人。
着実に進路達成を目指し努力した人。
様々な生徒時代の姿が目に浮かびます。

実習生が別の機会に話してくれました。
「この実習で高校時代と同じくらい悔しい経験をした」と。

社会人になったら必ずしも成功体験の積み重ねではありません。
しかしその中から気づくこと、得られたものはこの実習期間中あったのではないのでしょうか。

生徒は実習生も先生として一目を置いています。
現職教員だけでは与えられない同じ苦楽を共にしている
年齢の近い先輩先生としてのいい経験も受けたでしょう。
若くても立派な先生方の授業姿勢を尊敬しています。
教員という尊い仕事へ触れ、
より豊かな人物へ成長していただきたいと願っています。
もちろん私たちは同業者として羽ばたける日を楽しみにしています。














20240314 2学年分野別ガイダンス

2024-03-14 22:18:00 | 進路
本日の5時間目、6時間目は2学年の分野別ガイダンスを行いました。

5時間目はこの春卒業生を送り出した担任の先生より、
次年度受験を控える2年生全員へ進路へ関する熱い想いを伝えてもらいました。
上手く行ったこと、上手くいかなかったこと、
これからへの期待を持って準備して頂きました。
個人的にはこの企画は先輩の声を聞く会と同じくらいリアルな言葉で好きです。



6時間目は進路別に3分野へ分かれガイダンスや実践を行いました。









そうそう、知る人ぞ知る、本日14日は東京藝術大学の最終合格発表日でした。
3年生の生徒が現役合格を頂くことができました!
2年生も学校や寮で寝食共にした身近な先輩の朗報に喜び。
進路選択へ向き合うやる気が出ていました。
音威子府は受験へは不利な地方かもしれません。
しかしこの環境は多くの時間自己と向き合い、仲間と共に、
自然が与えてくれる感受性に心踊らされる素敵な場所です。
2年生も今後大変なことがあるかもしれませんが
自分を信じることを諦めないで下さい。


20240126 先輩の声を聞く会

2024-01-26 18:28:00 | 進路
本日の3時間目、4時間目は毎年恒例1、2年生のために先輩の声を聞く会が開かれました。
3年生は卒業制作発表で忙しい中準備を進めてくれました。

各自が向き合った進路活動。
将来の道を切り開くのに自己と向き合い
苦しい時間を大なり小なり過ごしたことでしょう。

本校の進路活動は実際に足を運び確信を持ち進めていくことの大切さを
4人の先輩方は伝えてくれました。
その中で上の先輩方と繋がり応援されながら向き合っていたことは知らなかったことでした。
保護者や先生方にもたくさんお世話になりました。
生徒と教師が一緒になり進路開拓ができるのも本校の魅力です。

1、2年生も真剣にメモや質問をしながら臨んでくれました。
来年も今回の先輩のように頑張れることを期待しています。












20240122 3年生スーツ着こなし講座

2024-01-22 23:37:00 | 進路
本日は卒業を控えている3年生を対象に洋服の青山名寄店の田中様に来校して頂きスーツ着こなし講座を行いました。



高校を卒業したらスーツが正装になりますし、
礼服も必要になる場面もあるとおもいます。

今回はスーツ着こなしの基礎からワイシャツやネクタイの選び方など
社会人の我々でも自信がない部分の選び方まで深い部分を知ることができました。
強風の中ありがとうございました。






20230803 3年生夏休みの様子

2023-08-03 19:48:00 | 進路
おと高では夏休み生徒は全員帰省しているため
先生方は普段できない出張や学校の環境整備、教材研究などをしています。
在校生の皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

そのような中で3学年は三者面談はじめ進路活動を進めています。
頻繁に夏休み中も生徒等から連絡が来て
学校でもできる限り対応しています。
その中で先日進路指導部で訪問させて頂いた
インターンシップの様子をお伝えします。

3学年になると就職希望者を中心に
それぞれの志望企業に合わせ、
全国各地で数日から3週間もの長期間に及ぶ
インターンシップに挑戦しています。
普段の学校の授業とは違う環境や緊張感の中、
企業さんとのマッチングや働くことの大変さと達成感をそれぞれが見つけていることでしょう。
3年生はあと1月後には就職にしろ進学にしろ、いよいよ試験開始です。
今できることを精一杯やっていきましょう。
先生や保護者の方々は頑張る皆さんを力一杯応援しています。




また、明日から木の手作り展in札幌が始まります。
在校生や先生方もおりますので是非おと高の良さ、
おと高生の素直さを感じていただければと思います。




20230705 2年生美術系進路ガイダンス

2023-07-06 19:42:00 | 進路
7月5日水曜日に2学年対象の美術系進路ガイダンスを北海道造形美術学院の山田先生と清水先生をお招きし実施いたしました。
美術大学と芸術大学の違いや、国公立大学と私立大学の違い。
卒業後の進路の多様性。これから取り組むべきことなど
「美術系大学に進学させるプロであり先輩」として2時間有意義な講義を頂きました。



その後みんなが楽しみにしていた参考作品の公開。



(なんとも言えない鑑賞風景)

自身の作品個別講評も頂きました。





受験勉強を夏からスタートし始める2年生や飛び込みの1、3年生にとって
強いインパクトのある時間でした。
北海道造形美術学院の先生方ありがとうございました。