大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

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夏鳥から冬鳥へ 2020.10.27

2020年10月27日 | Weblog
 今朝も素晴らし快晴。ユニクロのエアリズム下着にシャツ姿で夏と変わらないスタイル。これでも歩いているとじっとり汗が。アルコールのせいか私は暑がり。

 内堀沿いを歩いていると、向こうから自転車に乗った男性がやってきて会釈するので私も返した。

 近づいて来たらH本さんだ。彼の印象は細身で背が高く頭はツルツル。ところが今日は違う。帽子をかぶっている、いわゆる野球帽キャップじゃない。濃いベージュのおしゃれな帽子。
 ムーミン谷のスナフキンのような帽子だ。彼はスナフキンの雰囲気がある。

 服装を見ると秋に合わせて、全身完璧にそろえている。そしてフランス製のバイシクルに股がっている。自転車じゃない。バイシクルだ。
 プロのコーディネーターに任せたのか!今までこんなダンディーな鳥見人に会った事がない。始めて知ったが、よく見ると彼はかなりのイケメンだ。

● 夏鳥はますます減少。もう数日で11月になるのだから当然だろう。あれほど見られたキビタキも今日は♀型6羽のみ。ちょっと寂しいがみんな今ごろは九州あたりか?もっと南を旅しているかな。
 頑張って、旅に気を付けて、来春待ってるからなー!!
● ムギマキと出合った。梅林南側上桜広場で枝葉の間、すっきり抜けた枝にムギマキ♂成鳥。オーッ!と双眼鏡から目が離せない。
 白い眉斑風の白斑、濃いオレンジ色の胸、黒い背面に風切りの白斑。5秒ほど見とれてしまった。
 撮影しようとカメラに手を掛けたとたん、ぱっと飛び立つ。隣の枝に飛び移った様だった。しかしそれから見当たらない。
 あの5秒だけだった。2秒は双眼鏡、3秒をカメラに割り当てたらよかったと、昼飲みしながら反省している。撮影できなかったが、無比の5秒間だった。
 光りを受けてすっきり、前に邪魔な枝葉もない素敵な姿。ほんと残念。逃がした野鳥は美しい。
 他に飛騨の森で♂若が観察撮影されている。
● みどりのリズムに着くと、キョキョと鳥の群れがやってきて中央の木に群れてとまる。アトリだ。ざっと概算する。すぐに飛び立つ。数羽は残っている。約44羽。アトリの群れが飛び回ると冬かな。
● ハクセキレイ 13羽 各所
● ヤマガラ 4羽 みどりのリズム、沖縄復帰の森、飛騨の森
● コサメビタキ 1羽 市民の森
● ウグイス 1羽 もみじ園
● メボソムシクイ 2羽 もみじ園、梅林南側上桜広場
● ジョウビタキ 3羽 もみじ園、梅林、梅林南側上桜広場
● トラツグミ 1羽 音楽堂西側上
● ツグミ 4羽 城南地区、飛騨の森
● シロハラ 2羽 城南地区、飛騨の森
● オオルリ 2羽 ♂若と♀ 梅林、飛騨の森
● マミチャジナイ 5羽+ 飛騨の森
● イカル 5羽+ 飛騨の森
● クロツグミ ♀1羽 飛騨の森
● チョウゲンボウ 2羽 梅林上、第二寝屋川上 上空飛翔
● ヨタカ 1羽 豊国神社裏

● コガモ 7羽 南外堀
● キンクロハジロ 12羽 南外堀、西外堀、北外堀
● カルガモ 6羽 人工川、第二寝屋川
● ヒドリガモ 81羽 西外堀
● オオバン 4羽 西外堀、北外堀
● マガモ 2羽 西外堀
● カワウ 4羽 西外堀、第二寝屋川
● ハシビロガモ 9羽 北外堀

■■カワウ(2000.1.1 大手前駐車場から南外堀)
 2000年1月1日早朝、ミレニアムの記念に大阪城公園の日の出を撮影しておこうと、短いレンズを持って回った。
 当日は雨天ではなかったが、快晴ではなく雲に覆われた空から朝日が輝き始めた。今年の元旦はカメラを構えた人たちが多い。21世紀の初日の出を狙っているのだ。
 私の思いは、日の出写真であるが小さくても鳥を入れたいとの思いがあった。朝焼けの中をカラスくらいは飛ぶだろうと予測していた。うまくいってカモの群れが下りてくれば、いうことはない。
 日の出は意外と短時間で終わるものである。太陽の一部が見えるまで長い間待たされるが、雲間から太陽が頭を出すと、後は動きが見えるほどの速さで登る。
 上がりきってしまえば、輝きが強くて写真にならない。上がりかけが最良だがその間はわずかしかない。
 そのわずかの時間に鳥がきてほしいと祈る気持ちでレンズをのぞいているとカワウが飛んできた。できればもう少し大きな群れであって欲しかったが、まずはめでたし。めでたし。
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