大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

大阪城の空にタカ3種舞う! 2021.11.19

2021年11月19日 | Weblog
 大谷選手MVPおめでとう♪♪ イチロー選手以来20年ぶりとの事。素晴らしい。二刀流って当時はプロの解説者などから、ありえないと酷評された。でも大成功。その方たちはどう思っているんだろう。

 紅葉のニュースをよく目にするが少なくとも大阪城公園の今秋はだめ! 鳥もダメなら紅葉もダメ。ちょっと寂しい秋。

 梅林南側上桜広場の上空をハイタカが舞う情報。最近はハイタカが2羽確認も増えている。

 梅林でベンチに座っているとオオタカが天守閣方向から飛んできて東外堀沿いの木にとまる。
 トイレに行ってからそちらに向かうと、ちょうど飛びったって市民の森方向へ。モニターを確認すると胸は縦斑の幼鳥。最近のオオタカは成鳥と幼鳥が観察されている。

 観察の最後に第二寝屋川から太陽の広場の上空をチョウゲンボウが舞って東へ消える。

 今日はタカ3種。出来ればツミが出てくれたら、飛び上がって喜ぶところだが。多分そのうち出合うだろう。

 ソウシチョウ、今年の5月以来。天守閣東側配水池で2羽を観察の情報。生態系への影響が問題視されている外来種。確実に増加している。
 飼い鳥として持ち込まれただけあって、色合いも美しい、声もいい。可愛い小鳥だ。しかし日本はソウシチョウの暮らす所じゃない。

 輸入した人が悪い。飼った人が悪い。放した人が悪い。はっきりしているけど、今となってはどうしようもない!簡単にはいかない!

 カモたちも少ない。ヨシガモ確認できず。
・オカヨシガモ 18 西外堀、内堀、北外堀
・ヒドリガモ 92 東外堀、西外堀、内堀、北外堀。200羽を超える日もあったが大きく減少。西外堀の水草などが食べ尽されたからか?
・マガモ 14 南外堀、西外堀
・ハシビロガモ 66 東外堀、南外堀、内堀、北外堀
・カルガモ 2 東外堀
・コガモ 2 南外堀
・ホシハジロ 36 北外堀、第二寝屋川
・キンクロハジロ 68 全ての堀
・オオバン 38 すべての堀
・ハクセキレイ 20 東外堀、南外堀、ほか
・カワウ 5 西外堀
・アオサギ 2 北外堀
・ゴイサギ 2 北外堀
・アオジ 2 音楽堂西側上、修道館裏
・シロハラ 1 音楽堂西側上
・メジロ 10 各所
・シジュウカラ 8 各所
・ハクセキレイ ジョウビタキ 1 六番やぐら
・ハイタカ 1 上記
・モズ 修道館高鳴き
・オオタカ 1 上記
・ウグイス 1 内堀沿い
・チョウゲンボウ 1 上記
・ソウシチョウ 2 天守閣東側配水池

■■ソウシチョウ(2010.11.11 豊国神社裏)
 20年以上も前に、梅林で撮影したことがあると今別府さんから聞いたことがある。
 ソウシチョウは特定外来生物に指定されて、生態系、人の生命・身体、農林水産業へ被害を及ぼすものとされている。
 11月4日にピースオオサカ付近で鳴き声が聞かれていた。6日、7日と音楽堂西側上で1羽~2羽が見られていた。そして今日、豊国神社東南側で出合う。
 6羽の群れは、低い植え込みの中を「ジェッ・ジェッ」としわがれたような地鳴きを発しながら、南外堀沿いに豊国神社裏を西へ西へと進む。
 クロツグミに似るという声量のある声で一度鳴いて豊国神社に次々飛びこんだ。
 とうとう大阪城公園にまでやってきたか?といった思いである。確かに美しく可愛い鳥ではあるが、他の日本の鳥が居なくなっては困る。
 かと言って、既に駆除するのは不可能になっている。いずれミシシッピィアカミミガメやブルーギルなどのようになってしまうのだろう。
 放した人間の愚かさ。そうした小さな事の積み重ねで人類は滅亡へ向かっている。
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