大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

コルリ観察も・・・ 2021.9.1

2021年09月01日 | Weblog
 8月は雨が多かった。早くも9月。秋の渡りの本番の季節なのだが。

 なぜか少ないコルリ、今朝は飛騨の森のユキヤナギの所で♀2羽、十数人がカメラを構えていた。早朝には昨日に見られた♂の美しい成鳥がいたそうだが、♀2羽に追われてしまったとの話し。
 梅林南側上南東のうめ見坂辺りでも1羽が観察されたとの情報。ただしはっきり確認できず♀か♂若か分からなかったと。今期はコルリが少ない。

 内堀の上をチョウゲンボウが飛ぶ。カラスが1羽モビング。「キッ・キッ」 と鋭い声を出して本丸方向へ見えなくなる。
 やがて本丸上空をゆっくり円を描いて滑翔。そのまま上昇を続け見えなくなる。

 西外堀の越夏ヒドリガモ1羽変わらず。西側の石垣に上がって休んでいる。堀内に浮んでいるのではないため見つけにくく、石垣に沿って端からずーと双眼鏡で探して確認。

 センダイムシクイは太陽の広場東の森と愛の森で各1羽観察。
 エゾムシクイは市民の森で1羽観察。

 キビタキは♀型が音楽堂西側上の中央階段付近で、突然上から地面に落ちるように飛んできて、いきなりUターンして枝にとまる。ちょうど 「し」 の字のように。もう1羽、♀型が梅林南側上桜広場で観察されたよう。

 その他、シジュウカラ、ハシボソガラス、メジロ、カワウ、アオサギ、キジバト、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。

 またまた余談になるが、眞子さまが年内に結婚することが決まったとの報道。
 素直に 「おめでとう」 ロメオとジュリエットではないが所詮男と女。障害が多いほど二人の恋は燃え上がり強くなる。

 「バードウオッチング用語辞典」 を作っている。こう書くと詳しいようだが、実際はまったく正反対で知識ゼロ。
 特別に鳥の勉強をした訳でもなく、ベテランに付いて教えてもらうことも無かったので、私の鳥の知識は、ほぼすべて書籍から得ている。

 ところが鳥頭のせいですぐに忘れてしまう。んー?これは何だったか・・・前に読んだが、どの本か思い出せない。
 こんな事がよくあるので、その都度エクセルに書き込む。読み方―漢字―意味。

 五十音順に並べ変え簡単に検索できる。初めてから数十年になり項目も千件を超えている。今でも、知らない事を見つける都度追加している。

 こんな事を始めたのは、私が一眼レフを買って写真を始めた50年以上も前のこと。フォトアートと言う月刊誌が特集で 「写真・芸術・新語 総合辞典」 が発行された。
 これが素晴らしい本で、大いに活用して写真の勉強をした。最近は開く事も無くなったが捨てられず書棚に並んでいる。
 これが頭にあって、同じような野鳥の本があればと頭の隅で思い続けている。

■■コルリ(1994.5.7~8 記念樹の森北西ツツジの辻)
 植え込みの中から用心深く出てきた彼は、少し眩しそうに上を見上げてから落ち葉の下の何かを食べた。常に用心を忘れずに気を許さずに。
 私たちは彼の心を傷つけないように息を殺し、体をかたくして動かず、ファインダーの中の彼を注視してシャッターを切った。
 数秒あるいは数十秒の間、折れた小枝にとまり私たちを見つめ再び植え込みの中に姿を隠した。
 私は止めていた息をフッーと吐き出し、顔を向けると数メートル先に、同じように息を吐き出したM尾さんと目が合った。
 言葉を交わさなくても全てが通じる、そんな瞬間だった。M尾さんは近づいてきて、ビール飲もうかと静かな声で言った。
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