大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

ホトトギス や サンコウチョウ 2020.6.2

2022年06月02日 | Weblog
 雲一つない快晴の空、気温は高くなる予報だったが乾いた風が爽やかで心地よい。
 鳥は少なくても、いつも主治医に言われる糖尿病の基本。運動と食事。大阪城公園は私にとって、鳥と健康のため必須の場所。

・梅林南上サクラ広場でホトトギスが何度か鳴いたとの事、ただし撮影したのは1人だけのようだ。相変わらず声で確認は簡単だが、撮影が難しい。主にウグイスに托卵するとされている。
・サンコウチョウ♀3羽 太陽の広場東の森、梅林南林。♂はもう繁殖地の山に行っていい場所を探し、巣を構えて♀が来るのを待っていることだろう。
・オオムシクイ3羽 みどりのリズム、豊国神社裏。かろうじてさえずりが聞こえた。
・ツバメ3羽 東外堀、北外堀
・キビタキ♀1羽 梅林南林
・アオバト1羽 天守閣東側配水池
・アオサギ1羽 第二寝屋川
・コゲラ1羽 愛の森

 例年のごとくどんどん鳥が少なくなって、最も少ない7月に向かっていく。同じ事を何年も繰り返しているが、毎年同じではない。

■■コゲラ(1999.11.6 西の丸庭園)
 近くにやってきたコゲラ。そのままレンズを上にふって撮影する。数は少ないが大阪城公園にもすっかり定着して周年見ることができる鳥になった。ということは繁殖しているのだが、営巣場所そのものは見たことがない。
 本種が山地から平地や都市の中に進出してきた時期を調べると、東京都内各地に定着したのは1983年からのようである。(大都会を生きる野鳥たち 川内博著 1997年 地人書館)
 一方、大阪府内では詳しい資料がないためはっきりしない。大阪城公園では1993年から定着している。万博公園や大泉公園には既に定着していたので、山地から町に進出をはじめて1993年には、大阪の中心である大阪城公園にまで生息域を広げたようだ。
 東京都比べるとちょうど10年の差がある。他の鳥についても参考になるだろう。おもしろい結果を見つけたと喜んでいる。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« クロツグミの声響く 2022.6.1 | トップ | 鳥影うすく風さわやか 2022.6.7 »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Weblog」カテゴリの最新記事