木陰が恋しい。クマゼミは時々鳴いている7月上旬。
キビタキは今日も元気。音楽堂西側上、沖縄復帰の森、ピースおおさかが行動範囲とH氏から。
ちょうどH氏に出会って階段で話している時に、音楽堂西側上の斜面からピースおおさか側に飛び移る時だった。
やれやれ観察できた。でも春・秋の渡りの時のように楽に見られるわけではない。
一言でいうとほとんど見られない。林の中を飛びかう姿がちょっと。覚悟を決めて数時間、数十匹の蚊に刺されながら待っているといい出合いも。
一応親の♂♀、幼鳥2羽とも観察できた。写真は別として、私としてはちょっと安心の気分。
今回のこの2羽、かなり元気に飛び回っている。一瞬の飛び方やシルエットでは親と区別がつかないほど。
ここまで大きくなったかとの感慨と、ちょっとの寂しさと。
こうなるとヒナか幼鳥かと困ることも。ヒナと幼鳥はどう違うのか? この2羽をどう呼べばいいのか。
・ヒナの定義=慣用的、感覚的な言葉として使われる。ふ化後、羽毛が生えそろって巣立ちするまでの期間の鳥。
巣から離れたばかりで、親の世話を受けている時期も含まれ巣立ちビナと呼ばれることもある。一般にうまく飛べないで親の給餌を受ける。
・幼鳥の定義=慣用的、感覚的な言葉として使われる。
1、一般的には孵化後幼羽が生えそろうまでの鳥。
2、巣立ち後第一回換羽までの時期の鳥。
3、学術的には全身が完全に成鳥の羽衣になっていない個体。完全に成羽になるのに5年以上かかる種もありこれも幼鳥。
ともに慣用的、感覚的な言葉とある。はっきりと決まった定義はなさそう。
でもそれらに合わせると、大阪城公園のキビタキの2羽は、ヒナというより幼鳥とした方が一般的。
もちろんヒナで通しても訴えられることはないが、これからは幼鳥とする。
これからこの2羽の幼鳥がどう変化するか。基本的なスズメ目の換羽でいくと、秋に全身換羽する。
そして♀親と変わらないような姿になる。その姿で東南アジアへ越冬に出掛ける。この時は♂♀は分からない。
春になると部分換羽する。♀は大きく変わらないが、♂は白斑や黄色がはっきりする。
大阪城公園に到着の頃には、♀は変わらず地味だが、♂ははっきり黒、黄色、白の姿に。ただし、初列風切りなど部分的には黒にならずに褐色。
今回のキビタキ♂、当初から初列風切などの褐色が確認されている。なのでこのお父さんは、昨年(2018)の春に生まれた若いお父さんだと分かる。
初経験の子育てが大阪城公園とは!! よくがんばった。もちろんお母さんも。 これからも頼むで。幼鳥たちは、そろそろ親がいなくても大丈夫な時が近付いている様子。
今回キビタキの繁殖行動について、種々調べた。営巣、抱卵、給餌、巣立ち・・・などなど。
ところが育雛日数(ヒナが孵化してから親と離れるまでの日数)について分からない。キビタキ営巣の観察をした地方の知人にも聞いてみたが今回と合わない。
もちろん発表された種々の論文などには、そんな報告もあるかもしれないが、素人の私では限界。
ある本によると、キビタキの記録はないが、ヤブサメ35日、シジュウカラ30-50日、ホオジロ40日などとなっている。
んー・・・この辺りから推定すると30~40日くらいだろうか? 巣立ちした6月18日から計算すると、今月の中旬から下旬あたりになるが。
分からない事が多すぎる。なのでより興味が。野鳥観察のベースは好奇心!
コウガイビルの話し。7/6の、ひでキングのブログによると随分前からコウガイビルのファンだったーと。
何のファンになろうと自由だが、私は遠慮する。どう見たって気持ちが悪い。
あの頭の形の異様さ! ぬるぬるした肌触り! 切っても切っても生きている。口と肛門が一緒!
ネットで調べているとますます気味が悪い。一部で熱狂的なファンがいるとの解説。
前回のコウガイビルは黄色いぽい派手な奴だったが、今朝H氏がまた見つけたのは土色の奴・・・。
なに??これ!! 黄色も気味が悪いがこれも。多分別の種なんだろう。ゴウガイビルに深入りする気はないが気になった。
新たなコウガイビルが見つかったので、ひでキングは仕事が手に付かなくなるのではと心配。
●今日の鳥たち
キビタキ、エナガ、メジロ、シジュウカラ、カワウ、コゲラ、カルガモ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
◆◆イソヒヨドリ ①(2011.5.26 本丸空堀上)②(2011.5.27 本丸空堀上)
降水確率30パーセント。登城しようか迷う。しかし、梅雨に入って、明日以降も当分の間は雨の予報。
実は昨日撮影したもので、くちばしに餌をくわえている写真はシャープなのだが、そうでないものがすっきりしない。くちばしのトカゲやムカデなど、リアルであまり気持ちよくない。そこで何もくわえていないシャープな写真がほしくて出かける。
今日の目的はそれのみ。他の観察もしない。雨に合うかもしれないので傘も持って一直線。現場まで双眼鏡も出さないでリュックの中。
空堀の上の本丸に着いてカメラを準備。間もなく石垣に現れる。手すりにとまる。虫をくわえて府警本部方向に飛んで行く。10分もしない内に再び現れる。ヒナの食欲は旺盛なのだろう。
撮影している内に細かい雨がぱらぱらと降り出す。モニターで確認するとOKだ。着いてからまだ30分ほど。こんなに短時間で撮影ができた。
彼が飛んで行った間に帰りかける。振り向かないように。
キビタキは今日も元気。音楽堂西側上、沖縄復帰の森、ピースおおさかが行動範囲とH氏から。
ちょうどH氏に出会って階段で話している時に、音楽堂西側上の斜面からピースおおさか側に飛び移る時だった。
やれやれ観察できた。でも春・秋の渡りの時のように楽に見られるわけではない。
一言でいうとほとんど見られない。林の中を飛びかう姿がちょっと。覚悟を決めて数時間、数十匹の蚊に刺されながら待っているといい出合いも。
一応親の♂♀、幼鳥2羽とも観察できた。写真は別として、私としてはちょっと安心の気分。
今回のこの2羽、かなり元気に飛び回っている。一瞬の飛び方やシルエットでは親と区別がつかないほど。
ここまで大きくなったかとの感慨と、ちょっとの寂しさと。
こうなるとヒナか幼鳥かと困ることも。ヒナと幼鳥はどう違うのか? この2羽をどう呼べばいいのか。
・ヒナの定義=慣用的、感覚的な言葉として使われる。ふ化後、羽毛が生えそろって巣立ちするまでの期間の鳥。
巣から離れたばかりで、親の世話を受けている時期も含まれ巣立ちビナと呼ばれることもある。一般にうまく飛べないで親の給餌を受ける。
・幼鳥の定義=慣用的、感覚的な言葉として使われる。
1、一般的には孵化後幼羽が生えそろうまでの鳥。
2、巣立ち後第一回換羽までの時期の鳥。
3、学術的には全身が完全に成鳥の羽衣になっていない個体。完全に成羽になるのに5年以上かかる種もありこれも幼鳥。
ともに慣用的、感覚的な言葉とある。はっきりと決まった定義はなさそう。
でもそれらに合わせると、大阪城公園のキビタキの2羽は、ヒナというより幼鳥とした方が一般的。
もちろんヒナで通しても訴えられることはないが、これからは幼鳥とする。
これからこの2羽の幼鳥がどう変化するか。基本的なスズメ目の換羽でいくと、秋に全身換羽する。
そして♀親と変わらないような姿になる。その姿で東南アジアへ越冬に出掛ける。この時は♂♀は分からない。
春になると部分換羽する。♀は大きく変わらないが、♂は白斑や黄色がはっきりする。
大阪城公園に到着の頃には、♀は変わらず地味だが、♂ははっきり黒、黄色、白の姿に。ただし、初列風切りなど部分的には黒にならずに褐色。
今回のキビタキ♂、当初から初列風切などの褐色が確認されている。なのでこのお父さんは、昨年(2018)の春に生まれた若いお父さんだと分かる。
初経験の子育てが大阪城公園とは!! よくがんばった。もちろんお母さんも。 これからも頼むで。幼鳥たちは、そろそろ親がいなくても大丈夫な時が近付いている様子。
今回キビタキの繁殖行動について、種々調べた。営巣、抱卵、給餌、巣立ち・・・などなど。
ところが育雛日数(ヒナが孵化してから親と離れるまでの日数)について分からない。キビタキ営巣の観察をした地方の知人にも聞いてみたが今回と合わない。
もちろん発表された種々の論文などには、そんな報告もあるかもしれないが、素人の私では限界。
ある本によると、キビタキの記録はないが、ヤブサメ35日、シジュウカラ30-50日、ホオジロ40日などとなっている。
んー・・・この辺りから推定すると30~40日くらいだろうか? 巣立ちした6月18日から計算すると、今月の中旬から下旬あたりになるが。
分からない事が多すぎる。なのでより興味が。野鳥観察のベースは好奇心!
コウガイビルの話し。7/6の、ひでキングのブログによると随分前からコウガイビルのファンだったーと。
何のファンになろうと自由だが、私は遠慮する。どう見たって気持ちが悪い。
あの頭の形の異様さ! ぬるぬるした肌触り! 切っても切っても生きている。口と肛門が一緒!
ネットで調べているとますます気味が悪い。一部で熱狂的なファンがいるとの解説。
前回のコウガイビルは黄色いぽい派手な奴だったが、今朝H氏がまた見つけたのは土色の奴・・・。
なに??これ!! 黄色も気味が悪いがこれも。多分別の種なんだろう。ゴウガイビルに深入りする気はないが気になった。
新たなコウガイビルが見つかったので、ひでキングは仕事が手に付かなくなるのではと心配。
●今日の鳥たち
キビタキ、エナガ、メジロ、シジュウカラ、カワウ、コゲラ、カルガモ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
◆◆イソヒヨドリ ①(2011.5.26 本丸空堀上)②(2011.5.27 本丸空堀上)
降水確率30パーセント。登城しようか迷う。しかし、梅雨に入って、明日以降も当分の間は雨の予報。
実は昨日撮影したもので、くちばしに餌をくわえている写真はシャープなのだが、そうでないものがすっきりしない。くちばしのトカゲやムカデなど、リアルであまり気持ちよくない。そこで何もくわえていないシャープな写真がほしくて出かける。
今日の目的はそれのみ。他の観察もしない。雨に合うかもしれないので傘も持って一直線。現場まで双眼鏡も出さないでリュックの中。
空堀の上の本丸に着いてカメラを準備。間もなく石垣に現れる。手すりにとまる。虫をくわえて府警本部方向に飛んで行く。10分もしない内に再び現れる。ヒナの食欲は旺盛なのだろう。
撮影している内に細かい雨がぱらぱらと降り出す。モニターで確認するとOKだ。着いてからまだ30分ほど。こんなに短時間で撮影ができた。
彼が飛んで行った間に帰りかける。振り向かないように。