大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

2/12 春告鳥。

2015年02月12日 | Weblog
 明日から再び冷え込むとの予報。今朝は比較的過ごしやすい。

 大手門から本丸に向かう。多聞やぐらを過ぎると 「初音」 耳に入る。

 西の丸庭園の塀に沿って、声のするツツジの植え込みの中を探す。シルエットでウグイスが枝移りする。 「ホーホケキョ ホー ケキョ ホケキョ」

 
 春を謳歌するような大きな声ではない。そっと小さな声で春を喜んでいる。

 今年は大変早い初鳴き観察だ。ちなみに過去3年は次のようだった。
 2012年は、3月4日。
 2013年は、3月4日。
 2014年は、2月26日。

 このウグイス、笑顔が溢れて春が待ちきれなかったのだろう。きっと。

 西外堀のカンムリカイツブリは見られない。振り返ると、あの日が別れの日だった。
 でも、心の底に 「ひょっとしたら」 の未練があって、堀の端から端まで双眼鏡で舐めるように探してしまう。ウグイスが春を告げたというのに。

 市民の森の石の水場にアオバト1羽。顔を水につけて飲んでいる後姿。ふと顔を上げて私に気付き飛び上がる。鳥類のほとんどは水を飲む時は頭を上に上げる。

 しかしハト科の鳥は、嘴を水につけたままストローで吸うように、頭を上げずに水を飲むことができる。他には、サケイ科、カエデチョウ科、チドリの一部などが同じようにして飲むことができる。(異論もあり)

 ちょっとした行動を見ても面白い。

 その水場の上の枝にアトリが3羽。動かない。水に下りるでなく逃げるでなく。

 オオバンは、東外堀35、西外堀3、北外堀30で合計68羽。

 城南地区人工川でカルガモが9羽と一緒にマガモ♂1羽、ちょっと前から見られていた。本丸日本庭園池に行くと、いつもは♂1・♀2。今朝は♂2・♀2。
 うーん! マガモは少なくなって久しいが、これで♂3・♀2の計5羽。

 オジロビタキは、飛騨の森から内堀沿いで今日も。高校生のランニングのスタート、ゴール地点になっていたので心配したが、内堀沿いのイチョウでフライングキャッチをくり返している。

●今日の素敵な野鳥たち。
 カワウ、ツグミ、シロハラ、ユリカモメ、シジュウカラ、アトリ、アオバト、ハクセキレイ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、マガモ、オオバン、アオジ、ウグイス、ジョウビタキ、コサギ、メジロ、オジロビタキ、ゴイサギ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
コメント
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