大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

8/1 夏鳥を待ち焦がれる。

2011年08月01日 | Weblog
 早くも8月。暑い、暑いとセミの大合唱の中を歩く。鳥影なし。しかし、あと2週間もすれば、センダイムシクイやコルリがやって来る。もう少しの辛抱だ。

 今朝は第二寝屋川で、小さな泡が群れのようになっているのがたくさん見られた。
 何だろうとのぞき込んでいると、通りがかった男性が 「ボラの子ですね」 と声をかけてきた。双眼鏡で見ると確かに小さな魚の群れだ。

 一つの塊で数百匹はいるだろう。それが川面全面にあるので、総数は万、あるいは数十万匹になるだろう。
 カワセミがいたら喜ぶだろうな。
 東京の方だったと思うが、ボラの群にカワウの大群が飛来して話題になっているTVニュースを見た記憶がある。

 豊国神社裏でもクマゼミがうるさいだけ。そんな時ちょっと聞き慣れない声が耳に入る。「ヒヨドリ?」 と瞬時に判断したが、何故か心に引っかかる。
 経験から、こんな時は一応確認しておくのが無難。豊国神社の表に向かったが声はそれきり聞こえなくなった。
 神社の前の木陰を選んで進むと鳥居にハシブトガラスがとまっている。

 諸説あるが、天にある神が鳥に化身して、人間の世界に降りて来た時に、止まる所が鳥居なのだ。あの形は鳥の止まり木にぴったり。
  
 以前通りがかりに、大阪府和泉市の 「池上曽根遺跡」 に立ち寄った事があった。復元された大きな建物の屋根に鳥が飾ってあったのを覚えている。鳥好きの私にはそんな事だけしか記憶に残っていないが、弥生時代でも鳥は神だったのだ。

●今日の観察種。
 カワウ、シジュウカラ、キジバト、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
コメント
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