二日め

2011年01月29日 23時21分26秒 | B地点 おむ

 

 

日付が変わって、保護二日め。

02時頃。患部から若干の出血。おむさんが極端に無理な姿勢を取ったため、患部がカラーの平面に触れてしまったらしい。

これは、どうしようもない。カラーの素材そのものに柔軟性があるし、そもそも、頸部の余裕をゼロにすることは、不可能であるから。(剃毛して絆創膏を貼ることも考えたが、無理な姿勢を取ればやはり絆創膏自体が患部と擦れてしまうので、同じことであろう。)
09時32分。ウェットフードを与える。

スープを舐めるだけで、ほとんど食べない。
09時40分頃。

初めての排尿。
量はたっぷり。

前回(二年前)の保護は泌尿器系の疾患のためであった。今回あらためて排尿を観察する機会に恵まれたわけである。

(今回の保護中、排尿は一日2~3回で安定しており、二年前のような頻尿は観察されなかった。)
10時45分頃。

ウェットフードに「いつものカリカリ」を加えてみる。

若干量を食べた。
15時11分。

投薬。スムーズ。問題なし。
ある人から、差し入れ。
おむさん好みのウェットフードと、おやつ。この差し入れはありがたかった。

私は普段、おむさんには「下部尿路症候群対応」のフードを与えているが、保護中は、それにはこだわらなかった。保護中はとにかく、「おいしく・たくさん」食べてもらいたいので。
17時50分頃、ディナー。

保護してから24時間。やっと、たっぷり食べてくれた。
カラーのせいで、嚥下が多少とも困難であるようだ。時々、このように上を向いて、不自然な動作をする。

だが、これ以上カラーをゆるめるわけにはいかない……。
23時21分、排尿。
水も、ちゃんと飲んでいる。

―― 保護してから二日。「飲む・喰う・眠る」はオーケー。(睡眠は断続的にだが充分に取っている)。「排尿」もオーケー。

残るは、「排便」だけである。

(精神面については ―― 項を改めて述べる。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


もどってきたよ

2011年01月29日 16時54分10秒 | B地点 寄り目ちゃん

 

 

なんと、よっちゃんが来た!
かつて、夏の間は、毎日のようにここに来ていたよっちゃん。

しかし、秋から冬にかけて、やや離れた位置に居場所を移し、ここへはほとんど寄りつかなくなっていた。

それなのに、おむさんが保護されて不在になるやいなや、戻って来たのである!
私が観察してきた限りでは、これが、よっちゃんゆうちゃんの初顔合わせである。

ゆうちゃんのほうが、気圧されている。明らかに、ビビッている。

ゆうちゃんが、退いた。

無理もない。ゆうちゃんは、おそらくまだ一歳にならないのだから。よっちゃんとは体格も経験も違いすぎる。

被毛の異物も取れ、皮膚も癒え、風邪も治った、よっちゃん。

「おむさんがいない間は、僕がここを守るよ」とでも言いたげだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


アイドルの代役を務めろ

2011年01月29日 16時35分20秒 | B地点 おかか

 

 

みんなのアイドルおむさんは、前日より、療養生活に入ったのだった。
「おむさんは、一週間くらいは、帰ってこられないんだよね?」
「そうさな。まあ、そのくらいの期間だろうな」
「じゃあ、その間は、おかか先生が代役を務めなきゃ」
「代役か! わかっているよ。悪い奴が来たら、私が闘うよ」
「そうじゃなくて! アイドルの代役だよ!」
「アイドル?」
「そうだよ! 先生がイケメン顔をして、ここのアイドルにならなくちゃ!」
「イケメン顔だと……?」
「う~む。イケメン顔か……」
「こ、こんな顔かい?」
「そんなんじゃダメだよ!」
「じゃ、じゃあ、舌を出したらどうかな?」
「全然ダメだよっ!」
「え~い、くそっ!」
「イケメン顔なんて、できるか~っ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


そこに行くのは簡単ですか?

2011年01月29日 16時17分42秒 | B地点 おむ

 

「今日も寒いなあ」
「おむの奴、暖かい部屋にいるんだろうなあ……」

「いや~、ホント暖かいですよ!」


(※註、猫はテレパシーで会話ができます)

「先生も、ここに来ればいいのに!」
「いや、そこまで行くのは大変だよ……」
「な~に。簡単ですよ」
「ちょいとケガすりゃいいんです」
「いやだあ~っ」