帰って来た

2009年02月06日 16時34分00秒 | B地点 おむ

 

川面を漂う枯葉のように、ふらふらと旅をして、
私はまた、この水辺に帰って来た。
そして、私の膝の上には、
この猫が帰って来た。
おむの「失踪」と、私の旅とが続いたので、しばらく会えなかったが、
特に変りはないようだ。元気である。
さすがに少し興奮していたおむだが、私の膝の上に飛び乗った後は、
落ち着いた。いい顔をしている。
いつものように、この高みから、テリトリーを睥睨(へいげい)する。
やがて日が落ち、
帰宅する私を、おむは見送ってくれた。
おむと夕空の、ツーショット。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


準備万端

2009年02月06日 15時30分00秒 | G地点 チッチ

 

「……どうじゃ、チッチ? オムイを倒す自信があるか?」
「はッ、修練は万全です! ご覧下さりませ」
「オムイが逃げたら、このように捕えます!」
「おお、いいぞ!」
「オムイを捕えたら、このように噛みます!」
「む、流石じゃ!」
「オムイにやられたら、このようにグハー!」
「そんな修練するなーッ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

投稿時バージョン→

 

 


初稿 ゲラ

2009年02月06日 12時09分00秒 | [ Misc. ]

 

例の、昨年12月分 PDF 試作原稿、全188ページを刷ってみる。
手元にあるモノクロのレーザーではこの程度にしか刷れないが、校正刷としては充分である。
編集・校正は、終わりのない作業である。編集上改善すべき点は、決して果てることがなく、校正の見落としは、永遠に尽きることがない。

「或る程度で、諦める」。それが、編集・校正で最も大切なことである……。
 
(この記事は正規のエントリではありません。いずれ削除します。)