「君は君だよ。」
「君らしく」っていう励ましはなるほど。とも思うけど
正直なんであの人みたいにやれないんだろう?って自身に失望する瞬間も多々ある
頑張っても頑張っても何一つ好転はしない報われない現実を眺める度に
眩暈がしそうな、
死んでしまいたいような気持ちになる
だけど、死ぬ勇気なんて俺にはないでしょう?
大体、こんな気分だって朝になりゃ消えてるよ。
だけど・・・
だからこそ、悔しい。
抗えない、番狂わせを起こせない俺自身に一番腹が立つ。
夢中で走っても意味はなく
全力で足掻いても効果はない
気が遠くなる道だ
みんなは何事もなかったかのようにスイスイ歩いている道だ
そんな道を、俺だけが・・・俺だけが亀のようなペースで歩いている
悔しい
悔しいけど、
現状何も変えられない
あの人たちのような力は俺には無い
それが兎に角悲しい
やり切れない
今日もまた涙が出てしまう
自分が欲しかったものを、
本当に欲しかったものをあっさり手に入れてしまう人々をみて
唇を噛んでるだけの日々
あまりにも無価値だ
あまりにも無力だ
もう何もない
いや、始めから何もなかった
なんであの人みたいにもっとスマートに出来ないんだろう?
なんであの人みたいにもっと器用に生きる事が出来ないんだろう?
気が付けば、自分だけが周回遅れで誰の背中も見当たらない
見えないよ・・・。
「君は君だよ。」って言われて安心する気持ちがあるのも事実
だけど、辿り着けない自分に嫌気と憎悪とはらわたが煮えくり返る様な憤りを感じるのもまた、事実・・・。
悔しいなあ・・・。