今日も地球は周ってる

管理人の趣味や日々のことを徒然に。宇宙戦艦ヤマト好きーが現在進行形。時々、六神合体ゴッドマーズ。ALの右オタも兼務

「執事の館」に帰宅しました。

2014-07-04 08:16:57 | 美味しいもの
6/30(月)に、「本宅(執事の館)」にお友達の御招待で帰宅しました。

道に迷う事もなく、あっさりと目印を発見。
ええ、招待して下さった方も私も割と車には詳しいので(苦笑)
確かにこの外観でこうなってるとは誰も思いませんよねえ(笑)

私は荷物が多い人なので、ドアマンに大きな荷物を預かってもらいました。
一泊旅行で、カートを引いてこられる方でも大丈夫でしょう、多分。
但し、2~3泊用サイズになる場合はドアマンに問い合わせた方がよろしいかも。

玄関は完全に建物陰に隠れていて、出入りする人が判らないようになっています。
本当にお忍びで帰宅するみたい♪

ドアマンの応対、執事が卓まで案内してくれる時の歩くスピード、椅子を引くタイミング。
どれも流れるようなタイミングでした。
私達がちょっと早めに到着してしまったのが…でしたけどww

まず、館に一歩踏み入って、絨毯の質の良さに気がつきました。
足音はせず、かといって、つまづいたり、足を取られるような毛足の深さでも無く。
とても歩きやすい絨毯。
最初に入ったところで見た物は内緒にしておきましょう(笑)
これは、今後、館を訪れるお嬢様・奥様の為に。

「奥様のお帰りです」の声と共に"白の部屋"に通されました。
6卓12席のこじんまりとした空間ですが、狭さは感じません。
とても静かなのに、隣の話声は聞こえないという、絶妙に配された卓。
ファブリックも白を基調に、色遣いは鮮やかなのに、派手にはならず、飽くまで白のイメージ。
普段が普段なので、久々に上質なファブリックを目にして、心の中で『眼福、眼福』と、堪能しておりました。

席についてすぐに出されたのは、"水出しの小さなアイスティー"

と、小指より少し太いくらいのサブレが2個。
この水出し紅茶が、口に含んだ時はまるで水のようで、でも喉を通る頃にほのかな芳香が鼻腔に届くと言う塩梅で、到着直後の乾いた喉を潤すのにとても良かったです。
サブレは日本で言うサブレと違い、ホロホロっとした感じのもの。クッキーやビスケットとも違います。
どうやら、これが本来のサブレの姿のよう。
と、到着後、喉を潤しているうちに、お菓子と軽食が載ったワゴンがきました。

もう、ビックリ!
両手で数え切れないほどの菓子や軽食が載っていて、これを好きなだけ食べられるなんて!!
ああ、胸がはやります。
説明をして頂いた後、「何かご質問は?」との執事の問いに
「スコンのクリームはクロテッドクリームですか?」と、念の為に質問。
「勿論でございます。クロテッドクリームとイチゴのジャムでお召し上がり戴きます」
とのこと。
スコンを戴くのに、クロテッドクリーム以外は絶対に邪道なので、この回答に大満足。
そして、チーズケーキにイチジクが使われていないことも確認。

招待主であるお友達が先にオーダーし、私も続いてオーダーしました。
まずは、アイスティーでと言うことで、アイスティーはウヴァをオーダー。
しばし待った後に現れたのは

・フレンチトースト

・ベーコンとほうれん草のキッシュほんのり温め

・ゴルゴンゾーラのレアチーズケーキ・ベリーソース

・シフォンケーキ 小さめ甘くないクリーム

・スパークリングワインのジュレ_NonAlc

顔が赤くならないのなら、しっかりアルコール入りの方を所望しました。
でも、少量で赤くなってしまうので、真昼間からはちょっと…と、言うことでノン・アルコールに

・ヴィジソワーズ
※写真無し スパークリングワインのジュレと同じぐらいの大きさの、グラスに入っていました。

ここで、私の中のフレンチトーストと、キッシュの味の№1の記録が塗り替えられました!
本当に。
フレンチトーストは牛乳とバターと卵だけしか使っていないにも関わらず、自然な甘さがふんわりと口の中にひろがります。
友人と共に、フレンチトーストを頬張ったまま目を見開いて、目で会話したぐらい美味しゅうございました(笑)
キッシュはベーコンの味わいが全体の味を引き立てていて、クリームの濃さ、皮のしっかりした風味と相俟って、小さいながらも大きなインパクトを残してくれました。

これだけでも蕩けそうで美味しいのに、ゴルゴンゾーラのレアチーズケーキなんて、クセが全く無く(それでも苦手な人は苦手だそうで)、クリィミーでとても美味しかった!
レアチーズケーキと言うとサワークリームの酸っぱさが印象に残りやすいのですが、こちらは本当にチーズがド━(゜Д゜)━ン!!と言う感じ。

その最中にも次のオーダーです。
そう、90分はあまりにも短いのです(笑)

次に頼んだのは
・きのことベーコンのキッシュほんのりあたため

・クレーム・ド・ブリュレカラメル厚め

・フィナンシェ

・タルトタタン

・赤いメロンのタルト

・すもものジェラート

・キュウリとクリームチーズのサンドイッチ
・スコーン いちごジャム

そしてお茶は
・ラプサンスーチョン


これでオーダーストップなので、心残りの無いように、食べたい物を全部頼みました(笑)
きのことべーこんのキッシュは、ほうれん草と同じく大当たり!とても美味しかったです。
キッシュは館の双璧ですね、ええ。
そしてフィナンシェが今までに食べた事が無い食感。
外はカリっと中はしっとりふんわり。お友達とは「たくさんの卵白を泡立てたものに粉少しな感じだね」と。
そのぐらいふんわりとした、しかししっかりした味の美味しいフィナンシェ。
これもまた、今までの美味しい№1を塗り替えてくれました。
タルトタタンは、今までに見た事が無い!リンゴが薄く切られていて、ミルフィーユのように層になっているんです。
ナイフを入れるとリンゴの部分はスッと切れてタルト生地でカツッとナイフが当たる。
これもまた蕩けるように美味しゅうございました。
赤いメロンのタルトは、メロンに余計な甘味が無く、しかしジューシーで、爽やかな甘味がやはり甘さ控えめながら濃いホイップクリームと見事なバランス。
スコーンは小さいながらも、ちゃんと「オオカミの口」のようにガーッと開いておりまして、クロテッドクリームとジャムをたっぷり付けて戴きました。
ラプサンスーチョンのお茶は、昔読んだエッセイの影響で一度飲んでみたかったのです。
本当にほこり臭い香りがしました(笑)
スコーンには合わないかな?(苦笑)
でも、お茶としては美味しいお茶でございます。
サンドイッチが、これがもう英国のアフタヌーンティー王道のサンドイッチでございました。
キュウリのサンドイッチとクリームチーズのサンドイッチ、どちらもごく薄くて小さいので、同時に口に入れます。
キュウリの瑞々しさにクリームチーズがコクを添えます。
なんと美味しいサンドイッチ!

もう、どれだけ食べたの!と、言う処で出発の時間が近づいてきました。

お手洗いを済ませ、ばあやと執事に見送られて館の外に出て、そしてドアマンのお見送り。
「行ってきます」
と、言って、館を後にしました。


もう、何から何まで最高!
そりゃね、開館1ヶ月と少々ですから、多少まだ不慣れな点などはありましたが、
それはハプニングとして楽しめる程度。
ただ、次に行った時に同じ事があったら、それは指摘するつもりです。

快適な空間で美味しいお茶と茶菓子を戴く。
90分があっという間に感じるほど、上質な時間を過ごすことができました。
私が館の予約が出来るようになるのは、まだ先でしょうけれども、また行きたいと心から思います。
高級ホテルにも劣らない、素晴らしいティータイムでございました。
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