今日も地球は周ってる

管理人の趣味や日々のことを徒然に。宇宙戦艦ヤマト好きーが現在進行形。時々、六神合体ゴッドマーズ。ALの右オタも兼務

「僕のいた時間」#2

2014-01-16 06:44:45 | 春馬さん
本編はね、2回もシャワーシーンがあって
「何、この俺得!!♡」
ってニヨニヨしてたの♪
このサービスシーンが無きゃ、ちょっと話が重くてきつかったかもね。

新人の正社員に仕事を教えているメグ。
拓人が逆の立場だと気が付かずについ、愚痴を言ってしまう。
その言葉に傷つく拓人。
この辺り、まだ互いの立場を察しきれない若者だなあ。って思ってしまった。
私は最初の会社で、年上の後輩の正社員の教育を任されたけど、相手がこちらを小馬鹿にしてきたので、
途中から一切何も教えない事にした。
知らない事があった場合は、お前の態度による自業自得だとね(暗黒微笑)

拓人が早くに出社して、掃除して、商品知識を蓄えてる姿を見て、
「あー、判る判る」
と思ってしまった私はオバチャンですww
時間外手当なんてどうでもいいんだよね。
自分の職場をキレイにしたい。
商品を整頓してキレイな状態で開店を迎えたい。
少しの時間でも有効に活用して商品知識を増やしたい。
本気でそう思った時は、給料なんて、拘束時間なんてどうでもいいと思えてくる。
(本当はよろしく無いのだけど、こういう接客業ではありがち)
頑張れ、拓人!って応援しちゃった。
私は、男性カジュアルウェア売り場担当でした。
お客さんの体型を見たら、ジーンズのサイズがピタリ当てられるぐらいにはなりましたよww

仕事に職場に馴染んで頑張ろうとしている拓人と正反対に、自分の意思があるのか無いのか判らない弟・陸人。
泣いているメグの顔を見たり、兄の部屋に入って、2人が寝ている様子をじっと見る。
まるで感情が無いみたい。
その方が母親にとっては都合が良かったのだろうね。
だから、自我が強く出てしまった拓人は親から見捨てられた。
拓人が難病に侵されてしまうことで、陸人や母との関係の改善はできるのかな?

このドラマは、拓人の生き方を見せると共に、周囲の人間がどう受け入れ、どう共に生きるのかをみせるのかな?
だとしたら、とても横糸の多い、複雑な織物のようなそんなドラマになるのでしょうね。
何だか既に泣きそうになりつつ見ていますが、来週は目から汁が出る予感がバンバンです。
タオル無しでは見られ無さそう。

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青年が、自分の命のリミットを目の前に突き付けられる。
と、言うのは32年前のアニメ、六神合体ゴッドマーズの地球編で、初めて見ました。
こちらはロボットSFアニメなので、拓人みたいに難病ではなく、
敵のせいで、戦えば戦うほど命の火が小さくなっていき、死ぬのは今日か、明日かも判らない…。
その時は多感な時期でもあったので、心臓を鷲掴みにされる思いで見ていました。
その主人公は一人で何も言わずに耐えるんです。
いつ自分が死に、地球が滅ぼされるか判らない恐怖に。

アニメと実際の病気を許にしたドラマを同一視してはいけないのは解っています。
でも、とてもオーバーラップしてしまうんですよね。

3話の予告で、拓人は「助けて」と、絞り出すような声で助けを、誰にともなく求めました。
その一言が言えた拓人には、きっと助けてくれる人が出てきてくれるのだろうと信じています。
本当の自分を見せずに生きてきた拓人が、やっと、自分の本当の気持ちを吐き出したのですから。



これから、拓人の苦しくて辛い道のりが始まります。
その厳しい道を拓人がどう生きていくのか。
春馬さんを通して、私も見つめていきたいと思います。

おまけ

儚くて、美しいシーンだと思いました。
この、シャワーを浴びているのは、今を生きている誰かであり、それは身近な人なのかもしれない。
もしかしたら、自分のすぐ傍にいる人かも…。

拓人は主人公だけど、主人公じゃない。
特定の1人の物語じゃなくて、どこかに居る、誰かの物語だから。

私の左腕は肘部管症候群です。
命に関わるような病気ではありません。
しかし、腕や指の痺れ、脱力感、痛みなど、似た症状があります。
右手の指先は温かいのに、左手の指先が氷のように冷たかったり。
拓人はこれを、いずれ全身に感じて、そして感覚を失っていく…と、考えると、とても恐ろしくなります。
左腕だけでもキツイ時があるのに。
まして、命に関わる疾患なんて。
その疾患は実際に存在し、闘っている人達がいる。
私の持病は命の期限を切られるような物ではないけれど、悪化すればどう転ぶかは判らない。
(なにせ、呼吸器疾患なので)
だから、いや、そうでなくても、1日を生きられる事を大切にしなくてはいけないのだと思う。