若葉の恋

瑞々しく躍動的で明るく芽吹く若葉のような君に出会えた。
少しずつその真新しいまぶしい君の様々な面を見るうちに心惹かれている。
このままでよいのだろうかと不安になっていた私の前にまぶしくまっすぐで楽しそうな君が飛び込んできた。
環境を嘆くわけでもなく、黙々と自分を高めている、そしてとびきり明るくて楽しそうな君。
すごく救われるし、自分らしくいてよいんだと思える。私の好きな競技を同じくする、心が入る。

後輩に対する優しい言葉、心底わくわくして楽しそうに練習する様子、物おじせず話すところ、
冗談を言い合う年相応のらしさ、全部が私を急速に惹きつけている。

思い出すと、肺の中いっぱいに花びらが舞い込むように幸せな心地にうっとりする。
愛らしい笑顔に胸がときめく。ずっと見つめていたい。その瞳の中に映していたいよ。

君を連れ去って外へ飛び出して、この私が育った街の四季折々のところを見せてあげたい。
恋に酔って落ちるとはこういうことなのだろう。惹きつけられずにはいられない。
考えている隙間はない。気が付いたら想っていて、自分の中にもういるものなのだろう。
待ち遠しい。愛しくて仕方なかった。可愛らしくて愛らしい貴方を今日も想って。