無会派 大竹功一の独り言

福島第一原発から約80キロの白河市在住。市議会議員7期目。
老病傷保護犬猫たちと暮らしています。

政務活動のあり方について

2016年02月18日 06時24分31秒 | 政務調査費・政務活動費
おはようございます。昨日は、169人の方々にアクセスをいただきました。有難うございました。

さて、今日の朝日新聞朝刊に「仮設5年で190人孤独死」の見出しがありました。
早いもので、あの「東日本大震災」から5年が経過しようとしていることを改めて実感しました。
復興公営住宅の整備も遅ればせながら進行しているようですが、長い年月暮らしてしまうと離れがたくなってしまうと聞いています。「近所で見守りを」と専門家の話も出ていますが、行政がもう少し直接的にかかわる必要があるのではないかと私は考えます。

先日、市民の方から「政務活動費」ついて、お尋ねがありました。
それは「政務活動費の不正請求」について、
テレビ報道があったからだと思います。

市民の方から
「どうしたら、約1000万円ものお金を不正に取得することができるのか。」とのお尋ねでしたが、
「私にもわかりません。しかし、大きな市では月に数十万円の政務活動費が支給される仕組みになっていて、今回は4年間分と聞いています。私も領収書や使い道の確認等、監査がどうなっていたのか不思議だと感じています」と回答させていただきました。

先日来「選挙公営制度」についてのお話をさせていただいていますが「政務活動費」も市民の皆さまの「税金」から支給されています。当然のことながら、大切かつ有効的に使用し、その報告等をしっかりしなければ「政務活動費」を使用する資格はないと私は思います。

私は約8年前から「政務活動費」の請求をせず、自費つまり報酬の範囲内で活動しています。
その理由は、各議員のこれまでの政務活動費の利用状況に納得がいかないからです。
例えば、その活動費のほとんどが「視察研修費」であり、その結果が市民に知らされていないこと。
また、政務活動をしているのに「議員提出の条例案」「執行部提出の予算及び条例案に対する修正案」等が一度も出されていないことです。
一般質問においても、視察先での事例を紹介し、執行部に提案はされていますが、実行されたものは殆どないように感じます。

私は一昨年、仮設住宅の住民から「復興公営住宅にペットと一緒に住むことはできないか」との要望に対して、他の仮設住宅住民に対して、希望の有無を訪問調査し、また県及び他市の状況を確認したうえで、一般質問を行い、最後には「県内で2例目」の復興公営住宅のペット可が実現できました。
これが本当の「政務活動」ではないのでしょうか。


私は今後もこのような活動を続けていきたいと思います。




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