無会派 大竹功一の独り言

福島第一原発から約80キロの白河市在住。市議会議員7期目。
老病傷保護犬猫たちと暮らしています。

「政務活動費」について、市民の声

2016年09月24日 13時40分38秒 | 「市民の声を聴く会」
昨日は、155人の方々にアクセスをいただきました。有難うございました。

今日は、曇り時々雨の模様。
ここ数日、はっきりしない天気が続いています。
そろそろ「快晴」という言葉が聞きたいものです。
さて、台風17号が発生したようですが、どうやらフィリピンから台湾の方向に向かい、日本にはあまり接近しないと気象情報ではなっていました。
すこし、休ませてほしいものです。
8月・9月は台風が上陸し、日本列島各地で被害が出ました。
特に4月に「熊本地震」に遭遇した被災者にとっては、「弱り目に祟り目」の状態ではなかったでしょうか。
「頑張れ熊本。頑張れ九州。頑張ろう福島」

さて本日、「第7回 市民の声を聴く会」を開催しました。
天気も悪く、お彼岸中にもかかわらず、常連の方そして新規の方が参加してくださいました。
まず、9月定例議会の報告をさせていただきました。
各条例についての内容と出された意見について説明し、補正予算は人件費の整理が主であったことを説明しました。

次に、意見交換については、現在大変話題となっている「政務活動費」について意見交換をしました。

「富山市議会のようなことは以ての外、しかし、有意義に『政務活動費』を使っている議員もいることと思う。キチンと政務活動に使用してくれれば、市民は文句は言わない。ただ、調査研究や研修目的での使用はいかかがと思う。議員自身の研鑽や勉強については、議員報酬の中ですべきではないのか。それよりも、広報公聴活動にもっと力を入れ、市民の声が議会を通じ、市政に反映されるべきではないのか。そのような活動に『政務活動費』を利用してほしい」(表郷 K氏)

「同じようなことが白河市議会でもないのか、と疑ってしまいがちである。『政務活動費』自体は、政務活動、特に市民の暮らし向上のための調査研究等に使われるのであれば、問題ないと考える。しかし、白河市議会議員の皆さんは本当に市民の暮らし向上のための調査研究を行っているのか甚だ疑問である。例えば、市内の崖崩れを起こしそうな場所を調査したり、10数年前にも起きたような水害が起きないように、倒木などが起きそうな場所を調査し、市に対してどのようになっているのか問いただすようなことを他市に行って研究する前にすべきではないのか。その上で、他市に参考にする事例があれば研究すべきではないかと思う。」(白河 Y氏)

「詳しいことはわからない。ただ言えることは、新聞紙面にも言われているような『市民オンブズマン』が白河市にないのか、なければあってほしいと思う。我々普通の市民では、領収書や報告書を見てもわからない。その点を教えてほしい」(白河 N氏)

などの意見をいただきました。
私の方からは
「政務活動とは、市政全般について、議員が調査・研究・市民への広報・広聴活動を指すものだと思っています。今回の富山市議会議員のように、領収書の改ざんやニセ領収書作成などは詐欺行為であり、論外と言わざるを得ない。しかし、今回のことで市民の方が政務活動に関心を持っていただいたことに個人的には感謝している。白河市議会において、詐欺的行為はないと私自身思いたい。しかし、以前、情報公開条例を利用し、全議員の収支報告書及び領収書の写しの閲覧を行ったが、この研修は政務活動なのか、この支出は政務活動に当たるのかという疑念を抱かせるものかいくつかあった。白河市に市民オンブズマン連絡会議に所属している団体はなく、自分も市民オンブズマン団体を創りたいと考えた時期もあったが、そこまでのレベルに達することができなかった。政務活動に線引きが不明確であり、確たる証拠もないため、不問にしてきたが、市民オンブズマンのような専門家が見れば『アウト』というものもあるのではないかと思う。」
と説明しておきました。
(詳細は次号はってんにて)

小人数ではありましたが、有意義な意見交換ができたと考えています。
また、参加者から
「コミネット(市内循環バス)」について、『日曜祝日にこそ、高齢者や障がい者である交通弱者は必要なのである。実態をよく調査して、循環バスの設置意義をもう一度考えて、日曜祝日の運行を検討してほしい。」との要望をいただきました。
今後、調査研究し、期待に応えられるよう努力したいと伝えました。
12月議会に向け、努力したいと思います。