無会派 大竹功一の独り言

福島第一原発から約80キロの白河市在住。市議会議員7期目。
老病傷保護犬猫たちと暮らしています。

約100億円の補正予算、5月臨時議会で可決

2012年05月30日 14時16分37秒 | 福島原発事故 放射能汚染
 さる5月28日、臨時議会が招集され、原発事故に伴い福島県応急対策資金から捻出される白河市民への給付事業費(子供・妊婦10万円、その他4万円、東京電力からの賠償金分は東電から直接支給予定)約35億円公共施設・道路・個人住宅などの除染費用として64億円その他、保育園等の給食検査体制整備及び食品放射能測定システム検査などの事業費が計上され、約100億円補正予算を審議しました。審議の過程で給付事業については、6月下旬を目標に市民の皆様に申請書を送付し、7月中旬前後から支給を開始したいとのことでした。また除染については、公共施設及び道路等を最優先し、個人住宅については放射線量の高い大信地域から進めたいとのことでした。補正予算については全会一致で可決されました。

 さて私事ですが、高齢の母が入院し、看病等に時間を割いているため、ブログの更新はおろか、コメントのチェックもできておらず、皆様にご迷惑をおかけしています。今後もブログ更新等ができない場合もあろうかと思いますがご理解いただけたらと思います。

 多くの皆様からコメントをいただき、有難うございます。遅くなりましたがすべて読ませていただいております。

 めい様、先日はコメント有難うございました。お申し出の市内の公共施設、特に学校等の土壌検査の件につき、お答えしたいと思います。現在白河市としては、放射線量を目安としたいと考えているようです。ただ、農地の土壌検査は何度か行われており、それを参考にしているとのことでしたが、私も参考できるものかと疑問を持っています。また担当課によると、昨年8月に行われました文部科学省の土壌汚染調査もその後は行われていないとのことでした。これも場所は緯度・経度の座標点表示であり、個別名称は発表されておりません。ただ、私は座標点から市内のポイントすべての場所の特定を確認しました。しかし、学校等がそのポイントに入っていることはほとんどありませんでした。めい様のご心配、大変よく理解できましたので、今後担当課を通じ、調査するよう申し入れしていきたいと思います。