無会派 大竹功一の独り言

福島第一原発から約80キロの白河市在住。市議会議員7期目。
老病傷保護犬猫たちと暮らしています。

福島県内各市町村にガイガーカウンター設置を!

2011年04月19日 18時44分38秒 | 福島原発事故 放射能汚染
 放射能について福島県民の不安が高まっています。先日、市民から「広報白河に専門家の言葉として、10マイクロシーベルトでも大丈夫だとありましたが、その根拠は?」と質問をいただきました。県から派遣されたアドバイザーの話のようですが、10マイクロシーベルトで安全であれば、なぜ飯館村は避難するのでしょうか?私も疑問です。
 原発の安全神話が崩壊した中、今度は放射能の安全神話が始まるのか。学者によっても意見が異なるようですが、万が一を考え、慎重論を採用するべきではないかと考えます。長野県の松本市長は医者としてチェルノブイリ原発事故後に現地で医療活動をされたそうです。チェルノブイリ原発事故後、ベラルーシでは子どもの甲状腺がんが激増したと、テレビでコメントされていました。国や県の話とは違うようです。


 市民の不安を取り除くために、市独自に放射線数値を測定するべきだと考え市に確認したところ、市にはガイガーカウンターが設置されていないとの返事でした。また、知人の医療関係者に、ガイガーカウンターについて問い合わせていただいたところ、どこも今は在庫がないということでした。
 先日、地元県議を通じ県にガイガーカウンター設置状況について調査を依頼しました。残念なことに、福島県では「足りない状況」で、福島原発で働く人でもガイガーカウンターを所持できない人がいるそうです。一番必要な場所にない。これは、今回の原発事故により全国の自治体などが購入したことが原因のようです。しかし、今一番放射線の恐怖の中にあるのは福島県です。ここにあるべきものが全国に散らばっている。

 国は、早急に福島県内の各市町村にガイガーカウンターを設置し、福島県民の不安を取り除く努力をするべきです。毎日、放射線数値が発表されていますが、市内でも2倍3倍の数値をカウントする場所があるのでは、安心はできません。また、屋内と屋外とでは、数値にどれだけの違いがあるのか?どのような場所が高く、どのような場所が低いのか? 疑問は増すばかりですが、解決はされません。

 県は、他国の放射線数値が常時高い地域と比較するなどしていますが、先祖代々住む人たちと私たちとで正しい比較ができるのでしょうか?通常、前例を重んじる行政であれば、このような非常事態もチェルノブイリでのベラルーシなどの前例を重視するべきであると考えます。

母節子の知り合いの皆さまへ

2011年04月19日 18時37分36秒 | 私の介護
 いつも母のことを心配いただき有難うございます。母は元気でおります。ご安心ください。

 3月11日、地震が起きた時、私は市役所で議会中でした。議会のために、母はショートステイに出掛けていましたので、怪我などもなく無事でした。母の部屋も物などが倒れ、大変な状況でしたので、ショートステイ中で本当によかったと思います。その後、無事に自宅に戻り、今はまたショートステイに出掛けています。


 また機会があれば元気な姿を写真に撮りたいと思います。いつもありがとうございます。

白河市議会復旧対策本部一日当番日

2011年04月19日 18時13分10秒 | 東北地震 白河の情報
 4月18日は、議会事務局内に設置された白河市議会復旧対策本部の一日当番の日でした。これは、市民からの問い合わせ及び要望などの電話に対応するために設置されたもので、市議が交替で当番をしています。


 今現在は電話などの問い合わせも殆どなく、私個人に寄せられた問い合わせについて、各担当課に確認を行いました。

 白河市内には、全壊・半壊以外の住宅にも「危険」の赤い紙や、「要注意」の黄色い紙が貼られています。しかし、これは罹災証明のための被害調査ではありません。誤解される方も多いと思います。 罹災証明を発行するのは課税課となりますので、建物が破損している方は課税課に調査を依頼してください。第一次調査は外観の調査となります。内部の損傷が激しい場合は、必ず二次調査をご依頼ください。


 余震のたびに、塀や土留めなどの亀裂が大きくなっているように思います。市民の不安も大きくなっています。これから梅雨に入り、崖崩れや土砂災害の危険も増えてきます。危険の大きい箇所から、早急に作業を開始する必要があると思います。

地場農産物 安全安心体感フェア参加

2011年04月19日 17時58分10秒 | 東北地震 白河の情報
 4月16日、白河市お城山公園にて、「農産物地場産品 安全安心体感フェア」が行われ参加しました。









 約500人の市民が地場農産物を購入するために訪れました。私も白河産の野菜を購入しましたが、残念なことに途中から雷雨をともなう大雨となりました。

 農協直売所「り菜あん」は、よく利用させていただいております。震災後、ガソリン不足が解消されてからは、毎週出掛けています。
 8、18、28日は、「米の日」で安く購入することができます。