201系電車と鉄道に関するブログ
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201系量産の年に高校入学。 当時、廃車が進む101系よりもこれからの201系を追ったほうが充実した研究ができると考え本電車をターゲットにしてみました。 |
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日立顔
△T8(日立製)とH21(川重製)の並び
一つ前の記事のコメントで、「日立顔」という話が出ました。見比べてみていかがでしょうか。見る角度が違うので特徴がよく出ていないかも知れませんし、編成によって違うこともあると思います。何かしら特徴を発見できればと思います。
もし、違うとすれば、私の想像ではブラックフェイスの辺り、屋根のR、そして屋根の先端部のおでこのR、雨樋の位置・・・、などが怪しいと思うのですが。
△T32(日車)とH7(日立)
△T29(近車)とT7(日立)
△H6(日立)とT17(先頭車のみ東急)
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さて,ちょっと差し出がましいかと思ったのですが,ここにはお若い方もいらっしゃるようですので,ちょっとだけ.
(1)JR東でメーカーによる仕様の差を認めるようになったのは209系が最初です.言い換えれば,メーカーは違っても「仕様図面は1種類」ということです.
(2)ONDA201さんもおっしゃったように,201系の顔には幾つか「微妙な部分」があり,ほんのちょっとの寸法の差で結構見た目が変わりそうな部分があります.201系の模型を自作している者として,ここは経験から申し上げられる部分です(微笑)
(3) (2)に関連して.たとえ同じ工場,同じ機械,同じ作業者が作ったとしても,完全に同じものは2つとして出来ません.製品には必ず「バラツキ」が出ます.決して0には出来ないバラツキをどこまで認めるか.そのために仕様が決められているのです.モノ作りに携わっていらっしゃる方なら,ここのところは解っていただけるかと思います.工業製品に限らず,サービスまで含めても同じことですね.00分着の列車は,毎日00分00秒に到着する訳ではありませんよね.
(4)そこでこの記事の本題です.
国鉄が決めた仕様は各社共通.
ただし,
*違う工場,
*違う機械,違う作業者,
*もしかしたら違う工程で
作られた201系がどのように違って見えるのか,と言うのがポイントですよね?>ONDA201さん.
見る角度によって全然違って見えることがあり自分でも良くわかりませんが,元記事のコメントで申し上げた「関西の201系」,確認したらモハ150番の編成でした・・・日立製です.
多少彫りが浅いのか.額縁外側のRが微妙に違うのか・・・そんなところが気になっています.体質改善されたらわからなくなっちゃいますから,東日本に実車がいる今がラストチャンスですね^^
車両製造に関しては国鉄はお客さんの立場なので、どの程度のレベルの図面を出していたのかということが知りたいです。板金加工図などまで描いていたのかどうか、です。こういう性能で、こういう形で、・・・、というお客さんの依頼を受けてメーカーは図面を起こす場合がほとんどだと思うのですが、お客さんの技術レベルによってもその辺は変わってきますが、国鉄が出した依頼に対して、さらにそこからメーカーで図面を起こす必要があったのかどうか、それによってまたメーカー別の個性が出る可能性はあると思います。7日にコメントで書いたのはそういう部分です。
できばえ検査で形状をどこまで見ているかわかりませんが、おそらく車両限界を超えていなければOKになるのではないでしょうか。
大昔に先輩の力を借りて図面を入手した時,その場所は下河原線の跡地からそう遠くはありませんでした^^が,そこでいただいた先頭車の図面,台枠の図面,側板の図面・・・全て,材料の合わせ方まで図に載っていました.今では209系に代表されるように外形その他が合っていればOKみたいな感じのようですが,少なくとも201系の頃は,各社が全く同じモノを作ろうとしていたんでしょう(図面の入手場所を考えれば,そういえると思います).
設計に担当メーカーがあった様で(201系は東急,203系は川重,だから顔が全然似てない・・・なんてお話どこかでしましたよね),実際の細部設計はその担当メーカーが行い,その図面が各社にコピーされて廻されていたんだろうと想像します.国分寺でもらった図面も,そんな訳で肝心な「図面タイトル」だけは隠されているんです.見せたくなかったんでしょうね.ま,そんなことはあるにしても,今それらはかけがえのない資料になっています.
どうも貴重な情報をありがとうございます。担当メーカーがあって、そこが主導して図面を作成・配布するのであれば、かなり詳細な製作図を各メーカーに送ることができそうです。納得です。
そうであれば、違って見える部分は製造上の誤差に起因するものと考えられます。
それにしても、よく塗装がはがれているのもH社製の車両に多く見られます。いろいろ個性があって面白いですね。