碓氷峠鉄道文化むら DD531

ロータリー除雪車として製作されたDD53のトップナンバーです。意外にも横川では今回が初でした。搬入は開館後の1999年11月とのことです。


前回は高崎運転所の公開で撮影していました。

1987.8


1987.8


当時はフィルムでしたので、わずかに3枚の撮影ですが、今回は撮りまくりできました。
箱型の独特なデザインですが、機関車本体の基本性能はDD51と同等なんだそうです。


2エンド側はちょっと狭いですが、機関車の顔が見ることができます。総括制御用のジャンパ連結器が確認できます。


トップナンバーです。製造両数はわずかに3両。機関車には汽車會社の銘板が付いています。ブレーキ改造を苗穂工場で実施しています。銘板をわざわざ作っていたということは鋳物工場があったのでしょうか。


ロータリーヘッドを連結側から見ます。


機関車側を見ます。機関車の前頭形状に合わせた「くびき」のようなアームがありますが、先ほどのロータリーヘッドの写真ではもう一組同じような形をした装置を見ることができます。どのように使っていたのか気になります。


下から見上げます。どんな動きをするのか見てみたいです。ライトのケースの劣化が気になります。


連結器周りを見ます。スカート部分に接続する装置も2組あるように見えます。ロータリー車の羽根車を回すための回転軸が見えます。


エンジンから延びる回転軸です。ロータリーヘッドを付けないときはボディー側はふさぎ板でふさぐようです。


キャブに相当する部分。中がどうなっているのでしょうか、ここには入れません。開口部は投雪機になります。


片側のみキャブ部分には汽車會社の銘板があります。


ボディ上側の接続部分。


そして、ヘッド部分裾には新潟鉄工所の銘板があります。翌年には新津工場で改造しています。



機関車には入ることができます。見ての通り見学デッキから2段狭いステップを上る必要があります。ほかの記事でも書いたように、とても入りにくいです。


運転台です。押しボタンが脱落しているようです。手前にあるのはタオルかけではありません、EBリセットスイッチです。


中央部分から助士席側を見ます。1エンドを示すプレートがあります。


中央下部には貫通扉というには小さな開口があります。


運転台の全景です。


のどかな風景と機関車を独り占め。


ロータリーヘッド真横です。前頭部分にも運転席がありますが、どうやって入るのでしょう。


ここから入る?国鉄職員は小柄な人じゃないと務まらないですね。


ロータリーヘッドの足回り、2軸台車が1組。








最後に日がかげったところで全景を撮影。単座中央配置の運転台が恰好いいです。


たくさん撮ってしまいましたが、写真を見直すともう少し撮っておけばよかった。











コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 碓氷峠鉄道文... 碓氷峠鉄道文... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。