千代田線千駄木駅から団子坂を少し上がったところにある
人気店”団子坂 三忠”。
知人に誘われて、予約をしないで18時くらいに突然訪問。
しかも、３人なので入れないかな？と思っていると
なんとかカウンターに通してもらえた。
基本、平日でも予約をしないと入れない店らしいので
今日はめちゃくちゃラッキーなんだって。
（だったら、予約しておこうよ、Ｓさん・・・）
さて、メニューをみると
神奈川県久里浜産の蛸を使った自慢の蛸料理はじめ
魚、煮物など種類が多い。
居酒屋というよりは割烹に近い感じのあるお店なので
他の料理にも惹かれたけれど、今日は「蛸」づくし、ということに。
まずは、お通しの蛸わさび。
生蛸とわさびのバランス、角切りの山芋の優しい味と食感が
この後を期待させてくれます。
続いては、久里浜のマダコと北海道の水ダコのお造り味比べ。
マダコは濃厚な味と柔らかい食感で臭みは全く感じない。
水ダコはつるんとした食感が癖になる潔い味わい。
どっちも美味しいよ～。
蛸の天ぷらは、絶妙な火の通し方で柔らかい。
天ぷらにすることで、蛸の旨みがより一層はっきりするね。
メインは、名物”蛸しゃぶ”。
凍らせて薄切りにした蛸の足を、和風出汁のなかでしゃぶしゃぶしていただくと
幾つもの味が複雑に交じり合い、これまた美味。
ポイントは、あまりしゃぶしゃぶし過ぎないことと
ぽん酢につけ過ぎないことだって。
締めは、黒い蛸飯。
イカ墨と合わせて炊いているとのことで、海の香りが嬉しい逸品。
上にちょっぴり乗ったイクラの塩味が良いアクセントで◎。
味ももちろん美味しいけれど
お店の拘りと、蛸を知り尽くしているからこその仕事が最高でした。
店員さんたちの接客も好感が持てる。
僕よりも年上の人ばかりだからこそのあじなのか？
商品知識はもちろん会話も楽しめ、活気がありながら落ち着ける。
Ｓさん、良いお店を紹介してくれてありがとう！
