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分散もそろそろ終わるクサギカメムシたち

2017-05-04 17:13:14 | 昆虫
久万高原町ではジャコと呼ばれているクサギカメムシ。

その臭さと見た目からとても嫌われています。

秋に越冬のため建物の中にはいってくる厄介者。

春には越冬場所からの分散がはじまり、家の中や周りでウロウロするので、また嫌われます。

5月初旬には分散もほぼ終わり、森の中で交尾をして産卵、7月~8月に新成虫が現れます。




ちょっとした刺激ですぐにニオイを出すと思われていますが、そーっと触れば大丈夫です。

もし、家の中で出会ってしまったとき、わざわざ指に登らせるようなリスクを背負う必要はありません。

進行方向に紙くずでも置いて、その上に登った時に持ち上げて外に捨てる、これでバイバイです。

(矢)

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