面河山岳博物館では、毎年、夏休みに昆虫教室「むしのからだ」というタイトルのイベントを開催しています。
カブトムシの死骸をつかって頭部・胸部・腹部の構造を観察するもので、実際に3つのパーツに分解します。
バラバラにした各部は発泡スチロール板の上にボンドで貼り付け、「分解標本」を作成。
小学校低学年で習う昆虫の基本的構造が実物の昆虫で分かりやすく説明できます。
過去には、これを夏休みの宿題として提出した参加者から、「クラスでヒーローになった」という喜びの報告がありました。
(クラスメイトがドン引きしなかったことに一番の感動を覚えましたが)
それほどインパクトがあり、展示物として完成されたもの、と指導する側としては自負があります。
さて、今年の教室(8月19日に開催)では、カメムシをテーマにした特別展をやっていますので、カメムシのからだもいっしょに分解しました。
完成した分解標本は以下。
夏休みの自由研究がまだの人。
これを参考に、家の近くにいる昆虫、オンブバッタやクマゼミ、ゴキブリなどを使って自作してみてください。
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