面河山岳博物館へようこそ!

石鎚山系と久万高原の自然、博物館の活動などを紹介するブログ

ドジョウのはなし

2008-08-30 14:02:08 | 自然

過日、魚類研究者Aさんから興味深いお話を伺いました。
すなわち、近年、愛媛県下にも外来生物「カラドジョウ」が入ってきているとのこと。
「カラドジョウ」とは、ドジョウ科に属し、おもに中国や朝鮮半島などを原産にしています。
なお、外来生物法にも「要注意外来生物リスト」に入っています。
(※詳しくは、環境省のHPを参照してください)

一説によると、海外からの養殖種苗または食用で日本に輸入されているそうです。。
“四国の軽井沢”と言われる久万高原町(一部)にも入っているという噂・・・!?
詳細は不明ですが、もし本当なら、カラドジョウ(外来種)に気がつかないで消費している可能性もあるといえます。

また、在来のドジョウとの判別は、一見すると困難なようですが、両種を比較したうえで、カラドジョウは、①口ひげが長い、②尾びれのつけ根が高い、③全体的に色調が明るいことなどで見分けられます。

現在は、知見が不足していますので、引き続き情報の収集に努めたいと思います。

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ヒメオオクワガタの展示

2008-08-28 12:23:07 | 展示・イベント

8月27日、国民宿舎石鎚の職員の方から土小屋で採集したヒメオオクワガタをいただきました。
体長5.5cmの特大オス。これほどのサイズの個体を見たのは本当に久しぶりです。
惚れ惚れするほどかっこいい!
現在、博物館ロビーの生き虫コーナーに展示中です。

ヒメオオクワガタはブナ林に生息するため、県内での分布はとても局所的です。
石鎚山系以外では小田深山や大野ヶ原、楢原山などでしか見つかっていません。
主に昼間に活動し、ヤナギやハンノキ類の枝をかじって、その汁を吸っていますが、石鎚でそのような姿を見たという話はあまり聞いたことがありません。
地面を歩いて移動する習性があるようで、そのような個体がよく見つかります。
木にしっかりとつかまるのが苦手で、写真撮影の際も、指や手のひらからポロポロ落ちて、なかなかうまく撮影できませんでした。
地面を歩くクワガタなんだなー、というのを実感しました。

Himeoo

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鉄砲石川を訪ねて

2008-08-26 16:08:35 | 自然

昨日、鉄砲石川(面河渓谷支流)に行きました。
国民宿舎面河を始点にして、(面河渓)本流と反対の方向になります。

20m位の暗い小トンネルを超えるとそこは鉄砲石川。
いきなり目に飛び込んできたのが「櫃(ひつ)の底」(写真)です。
なにか、“五右衛門風呂”のようなかわいらしい地形をしています。

この先は、(最近、再整備された)キャンプ場、紅葉岩、お月岩、兜岩、鎧岩、布引の滝などへと続き、終点の赤石河原までの間、すばらしい景観を見ることができます。
(片道1.5時間程度まで進むことができます)

同地は、思ったより来訪者も多くなく、寂的な雰囲気ながらも、自然を十分満喫できます。
機会がありましたらぜひ訪ねてみてください。

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現の証拠

2008-08-24 16:30:43 | 自然

やっと、ゲンノショウコの開花がみられました。
フウロソウ科、多年草。薬草(下痢止め=即効性なので「現の証拠」)。

面河渓周辺では、例年9月によく見かける普通の花です。
ちなみに、当館も2階常設展示室で本種のレプリカ(複製)を展示しています。

P.S. 昨日記載の「ミンミンゼミ」は、本日、撮影場所から数m離れたところで死骸で発見されました。 頭とおしりの一部が消失していました・・・・・ (T_T)

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「小鬼ヤンマ」

2008-08-23 16:34:48 | 自然

外から、「ミィーン、ミーン、ミン、ミン・・・・・」とにぎやかな蝉の声に引き寄せられ、外へ出ました。
ミンミンゼミのほか、ツクツクボウシの鳴き声も聞かれるようになりました。
秋が近づいているのでしょう。

さて、路上で、コオニヤンマ(♀)がミンミンゼミを捕食しているのを目撃!(13:30ころ)
ヤンマが蝉の頭をかじっていました (T_T) (写真)。
まだこのときは蝉も鳴いていました。
「そうか。ヤンマは肉食だったんだ・・・」 ;´_`;

30分後(14:00)、再度行ってみると蝉の鳴き声もなく、ヤンマはしっかりと蝉に乗っかったままでかじり続けていました。

また、その30分後(14:30)、観察してみると蝉の頭は、すでに右半分が消失していました。

それから、1時間後(15:30)、ヤンマも蝉もその姿はありませんでした。
いずこへ・・・・・。
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