特別講座「ホネをならべてくらべる」のご案内

アナグマとキツネのバラバラのホネを組みたてながら、骨格の仕組みを学ぶ講座です。

講師の海田さんは哺乳類の専門家で、現在、宇和島市にある哺乳類調査事務所「ネイチャー企画」で研究員をされています。
物静かながら、ホネへの愛情がびしびし伝わる熱いお話が聞けます。

ぜひ、ご参加ください。

日時：8月10日（日）13：00～14：30
場所：面河山岳博物館
対象小学3年生以上
参加費：200円　※別途、入館料が必要です。
申込：電話、FAXでお申込み下さい。

特別展開催フロアへの階段利用について

今夏の特別展「ホネものがたり」は当館2階の企画展示ブースで開催しております。

現在のところ、当館にはエレベーター及び階段昇降機の設置がないため、企画展示ブースへは、階段（24段）を利用していただく必要があります。

そのため、車イスをご利用の方、ご高齢者の方には大変ご不便をおかけしますが、ご理解くださいますようお願い申し上げます。

なお、車イスの運搬など、ご介助が必要な場合は前日までにお電話でご相談いただければ、対応させていただきます。
（電話：0892-58-2130　ＦＡＸ：0892-58-2136　メール：sangakuhakubutsukan(a)kumakogen.jp）

特別展「ホネものがたり」はじまりました。

7月19日より特別展「ホネものがたり」がスタートしました。

展示点数は約120種200点、これだけの種類と数の骨格標本が一度に展示されることは愛媛県初のことです。

ヒトの骨格についての解説も豊富ですので、自分の体とタヌキ、フクロウ、オオサンショウウオ、ヒクイドリなど気になる動物の体を比べながらあっちいったりこっちいったりと、忙しい展示鑑賞となるでしょう。

ホネから「自分を知る」展示かもしれません。

以下は一部の展示の様子写真です。

特別展「ホネものがたり」準備中05

ヒクイドリが立った、ヒクイドリが立った！




頭頂部までの高さが140㎝ほどあるダチョウの仲間です。

県立とべ動物園からお借りしたものですが、動物園では支柱なしで寝かせて収蔵されていました。

さて、これをどうやって立たせて展示するかがずっと悩みの種でした。



そりゃ、お金をかけて、土台と支柱を鉄工所などで作ってもらえばいいんですが、予算の少ない当館の場合はいかに安く、そして美しく、分かりやすく展示するかが勝負です。

できるだけちゃちでなく、不細工でなく、それでいてお金をかけない、丁度いいバランスのところを狙います。

今回、使った材料は「ノボリ立て」と「窓ふきワイパーの柄」、「塩ビパイプ」、「結束バンド」のみです。
総額約4400円なり。

設置方法のアイデア提供と加工では、役場職員のTくんにお世話になりました。

特別展「ホネものがたり」準備中04

松山からの助っ人2名の活躍により、生きた昆虫と魚の展示、頭骨展示が形になりました。








頭骨は1点づつ結束バンドで固定していきました。

キリンやスイギュウなど巨大なものはすべて床置きです。