面河山岳博物館へようこそ!

石鎚山系と久万高原の自然、博物館の活動などを紹介するブログ

特別展関連イベントのお知らせ

2017-07-17 10:43:55 | 展示・イベント
7月21日(金)から始まる特別展「巨大昆虫・微小昆虫」ではいくつかの関連イベントがあります。

そのうちのひとつ、8月6日(日)に開催する特別講演をご案内いたします。

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特別講演会
「ムシできないむしのはなし~昆虫館館長のむしトーク~」

生きた昆虫や標本を多数展示する伊丹市昆虫館で、長年、昆虫の飼育や展示、
観察会に携わってきた館長による昆虫の面白さを紹介する講座です。
身近な昆虫が10倍楽しくなる観察法、飼育法、撮影法を伝授します。

○日  時:平成29年8月6日(日)13:00~14:30

○場  所:久万高原町まちなか交流館(久万高原町久万134)
      ※駐車場は久万高原町役場本庁をご利用ください。

○講  師:奥山清市さん(伊丹市昆虫館館長)

○参 加 費:無 料

○定 員:80人

※参加への申し込みは必要ありません。当日は混雑が予想されますので、
お早目にお越しください。
(お問い合わせ先:面河山岳博物館・0892-58-2130)

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この講演会の講師は兵庫県の伊丹市にある伊丹市昆虫館館長の奥山清市さん。



普段から展示や観察会の企画・運営もされているバリバリ現役の昆虫おじさんです(写真では懐中電灯を持っているおじさん)。
虫プロから昆虫の採集や飼育法のほか、撮影方法についても詳しく教えてもらいましょう。



伊丹市昆虫館は昆陽池という大きな池のほとりにある、1年中生きた昆虫と間近でふれあえる施設です。

昆虫館のない四国ではなじみの形態の施設ですが、昆虫好き・生き物好きにはたまらない場所!



チョウ温室では南国の花々が咲き誇る中を舞う、約14種1000匹のチョウの姿を身近に見ることができます。



昆虫の世界を10倍に拡大したジオラマのある常設展示もおもしろいのですが、年数回企画される特別展も個性的で本当に面白いです。

この夏は特別展「いたこんパラダイス むしのたつじんになる」が開催中です。
http://www.itakon.com/html/saishin.html#goods



第51回特別展「巨大昆虫・微小昆虫」のチラシ完成!

2017-07-05 17:26:30 | 展示・イベント
7月21日(金)から9月3日(日)の期間で開催される特別展のチラシができました。








今回のテーマは「巨大昆虫・微小昆虫」。

巨大昆虫の写真は九州大学総合研究博物館の丸山宗利さんからお借りしました。

なんといっても、むんずと掴んだタイタンオオウスバカミキリが強烈です。

丸山さん自身が今年の冬に南米で採集した時の写真で、標本もお借りしてます。

微小昆虫は爪先のミヤモトマルグンバイ。

コケに依存する体長2ミリのカメムシで、グンバイムシ科に属しています。


タイトルのフォントは、ウルトラマン?と言われますが、違います。

巨大昆虫・微小昆虫の「得体の知れなさ」を表現するため、昔のテレビ番組、水曜スペシャルや川口浩探検隊をイメージしてつくったものです。

南米の奥地に行かないと出会えないものもいれば、ごく身近な足元にもいる(近くにいても気づかない)のが巨大昆虫・微小昆虫です。

探検・冒険、というのもキーワードです。


ぜひ、この夏は面河山岳博物館へお越しください!