黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

青葉の季節へ「シュートサイン」。

2017-04-24 17:11:10 | Weblog

読書、ハズレでした。高嶋哲夫著「日本核武装」幻冬舎。高嶋哲夫は打率が高い作家で、元は原子力の専門家。名作多数で、いずれも理工系の分野を背景にした人間ドラマ。精密であることと、ハッピーエンドなので安心して読める。が、この本は珍しくハズレ。ちょっと複雑にしすぎました。それと、アクションシーンが雑。バタバタと騒がしい小説になってしまった。好きな作家だから、次の作品に期待。
一転して。
県立中学受験クラス「県中エクスプレス」の授業で取り扱った「理想の国語教科書」(斉藤孝)の中で、今週の指定ページが「広島二中一年生全滅の記」で、重かった。
私、広島県の隣りの岡山県。広島に高等師範学校(現在の広島大学)があった関係か、広島の先生も。高校時代の恩師が被爆経験を。卒業の前に、この本のような御自身の経験を話してくださいました。その先生のことを思い出しながら、生徒たちと黙読。みんな静かに読んでいました。斉藤さん、古今東西の古典的名分にこういう文章も組み込んでいるのだなあ。
「さあ、要約しましょう」とか「重要な部分に傍線を引きましょう」という気にはならず、読んで、そのまま次の教材へ。
そういうわけで、原爆に関する2冊の本に出会った日曜日でした。
NHK朝のドラマ「ひよっこ」は、私の記憶の昭和と並走。ヒロイン、名演です。農作業のようすなど、とても懐かしい。ヒロインが上京。茨城県の農村から、いよいよ東京へ。心配と、期待と。
心配といえば、心配な選挙が3つ続きます。
まずフランスの大統領選挙は決戦投票へ。あの組み合わせなら、ルペンおばはんは勝てそうもない。一安心。
韓国の方は、このままいくと左派政権になりそう。人気取りに反日演説をブンブンと吹きそうで、またもや冷え込む日韓関係か。
三つめはAKB選抜総選挙。チーム8の当選者数は前年の2議席からどこまで伸ばせるか、そして舞木香純、清水麻璃亜、佐藤栞、岡部麟の女子大生4人は…何とか…。地道な努力に花を咲かせてあげたいのですが。パリとソウルと秋葉原に世界の注目が集まります。
:筆者註。なお、今年度のAKB選抜総選挙の会場は、沖縄です。沖縄県からの要望があったとか。観光振興策。大勢のファンが沖縄に殺到しますね。このあたりも地味にさすがです。
写真は「研修と授業が続くおうみ進学プラザ」です。河合塾マナビスの高校生、県立中学受験クラス「県中エクスプレス」の小学生。そして、若い先生たちも研修会です。
青葉の季節へ、しっかりと準備。ラストは「シュートサイン」を踊る人。華麗です。

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