毎日適当

ガンプラを作って保存するためのブログです。映画を見たりアニメをみたりもしてたり。

夏目漱石 坊ちゃん

2023-03-31 13:02:00 | 簡単レビュー
久しぶりに漱石さんの本を読んだ。この有名な「坊ちゃん」は漱石の作品の中でも初期の作品に属するそうだ。子供の頃に少しは読んだことがあるかもしれないが、全く覚えておらず、今回読んでみてすごく面白いと感じた。なんといっても主人公の坊ちゃんが江戸っ子気質で、曲がったことが嫌いで、喧嘩っぱやく、周りのことなんか気にせず我が道をいく感じ。破天荒なところもあるが、読んでいて気持ちがいい。1世紀以上前の作品であるのに、あまり古いという印象がない。そんな読後感の作品でした。この際、漱石さんの本も全て読んでみたくなりました。
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τになるまで待って

2023-03-30 19:30:00 | 簡単レビュー
このシリーズは背後にいる黒幕(?)はほとんど関係なく話は進んでいくようですね。今回のτはこれまででもっともひどく、ただのラジオのタイトルだそうです。密室殺人の謎は解けたようだが、なんのことかは分からないままです。これがこのシリーズのとりあえずの特徴ってことでしょう。最後に登場の睦子の最後の一言もなんのことかは分からないままです。まあいいです。そのうちいろんなことが繋がるのを楽しみにしています。
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汚れた赤を恋と呼ぶんだ

2023-03-25 04:47:00 | 簡単レビュー
アニメでサクラダリセットを見ていたのだが、七草は浅井ケイとよく似ているよね。女の子に優しいこととか、とてつもなく頭がいいこととか、さっぱりした態度でいながらすごく熱い感情を秘めていることとか、目的のためには手段を選ばないこととか。まあとにかく同一人物というか、作者が書き分けできていないというべきか…。
まあ、そんなことより、階段島シリーズ第3弾は七草と真辺の過去というか階段島の外側を舞台にした話でした。そして、階段島の謎を一気に明かしたような話でしたが、何ひとつ分からないままに終わったとも言える話でした。
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小説 イタリア・ルネサンス1 ヴェネツィア

2023-03-24 20:36:00 | 簡単レビュー
塩野さんの作品は史実ではなくフィクション(小説)だとよく言われるらしい。よくは分からないが、まあそうなのだろう。でも、私がこれまで読んできた作品は、史実であるような感じで描かれている。史実ではないかもしれないが、史実と食い違うようなことは基本的には書かれていないのではないかと思う。その塩野さんがあえて「小説」と題したこの作品は何も遠慮することなく思いっきりフィクションが語られる。もう、とてつもなく面白く、興奮し、感動しました。この話はどこまでが史実と合致していて、どこからがフィクションなのか気になった。
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ゲド戦記最後の書 帰還

2023-03-17 05:26:00 | 簡単レビュー
さいはての島から帰還する少し前、この話はテナー目線で語られる。テナーは結婚し子供を育て夫を無くし、そして、テルーという火傷をおったかわいそうな少女を引き取っていた。オジオンの死に立ち会いその後魔法を失ったゲドがカレシンによって運ばれて帰ってくる。そしてこれまでとは明らかに異なり、小さな村の人々や家族、男と女の考え方の違いや日々の生活に焦点があてられる。ゲド戦記最後の書はそんな身近なものとの戦い、人生の困難をテーマとした話だったようです。想像していたような壮大なストーリーではなかったけど面白かったですよ。
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巡検士カルナーレクメテ編Ⅲ 砂漠神(レクメテ)の光輝

2023-03-15 20:30:00 | 簡単レビュー
カルナーシリーズ第3弾レクメテ編の最終巻にて、出版されている中で最後のカルナー本。大湿地帯(テイオライ)に来てカルナーはアクニー族の氏族間の争いにまで巻き込まれていく。もう、元々何の争いだったのか分からなくなり、最初の方の登場人物がよく分からなくなったころ、やっと最後の一幕で一気にケリをつけるカルナーの裁定。少々強引な幕引きのようにも感じました。でもまあ、面白かったのでよいです。カルナー本はもうないようなので、次はとりあえず新風の大陸でも読もうかなと思っています。
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その白さえ嘘だとしても

2023-03-15 07:07:00 | 簡単レビュー
階段島シリーズ第2弾。ハッカーを探す真辺。ヴァイオリンのE線を探して走り回る勇者佐々岡。真辺へのプレゼントを探す気づかい委員長水谷。3人の探し物を手伝う七草。プレゼントをもらっていなくなった少年大地。渡した封筒をやはり返してという無口キャラ堀。大量のクリスマスカードを配り回る時任。ヴァイオリンを手に涙する少女豊川。階段を見張る100万回生きた猫。クリスマスを前に広まる7不思議の噂。そして、クリスマスイブの夜に起こる奇跡。意外な事実がひとつ明らかになり、多くの謎が残った。面白かった!
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死なない生徒殺人事件〜識別組子とさまよえる不死〜

2023-03-09 07:42:00 | 簡単レビュー
タイトルからして凄まじい矛盾に満ちていますが、内容の凄まじさはもっと凄まじいですね。いやまあ、そんなことを当たり前に言われても…って感じの話ではあるのですがね。
サブタイトルの識別組子、空気読めない天名珠、途中から登場の可愛求実、初物好きの行成海、広末涼子似の受村君、人気の有賀先生、主人公伊藤先生。彼ら彼女らの会話がとにかく楽しい。でも、最後のオチはなんとなく想像していました。で、結局よく分からないのは変な図形とドードーでした。
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[映]アムリタ

2023-03-07 23:54:00 | 簡単レビュー
作成した絵コンテを見ただけで我を忘れて餓死寸前までなってしまうような天才少女最原最早と彼女の作る映画。全くもって凄まじい感じはするが、意味はよく分からない。よくは分からないが凄まじいのです。まあ、天才少女のボケと凡才主人公のツッコミが面白いのは間違いないですね。野崎まどさんの本はパーフェクトフレンドに続いてこれで2つ目ですが、まあとにかく今後全て読んでみようと思うのでした。
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キッチン 吉本ばなな

2023-03-03 12:32:00 | 簡単レビュー
吉本ばななさんの本を初めて読んだ。人と恋人と家族とおいしい食べ物と透き通った心と死と人生。透明感あふれる文で綴られた3つの話でした。ひとつは「キッチン」、もうひとつはキッチンの続編の「満月」。最後のひとつはキッチンとは別の話の「ムーンライト・シャドウ」どれもよかったです。真夜中にカツ丼が食べたくなる本でした。

久しぶりの出張に持って行って読んだのだが、出張から帰ってからすぐに駅近くのかつ亭でカツ丼食べた。うまかった〜。
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