1巻目は通常版を読み、読み終わった後に完全版が出たのでこの2巻目からは完全版を読むことにした。
1巻の読了から随分間をあけてしまったので、あまり話を覚えていないが、とにかくこの巻はカジノでの勝負が面白い。
ホールデムポーカー、ルーレット、ブラックジャック。誰でもカジノに行って遊びたくなる。そんな感じの話でした。そのまま第３巻に続くようです。
新章スタートの悲亡伝はこれまでとは話の進みが違います。これだけいる人たちが世界中にバラバラに散ったらそれはもう話は全然進まないのではないかと懸念したけれど、細かいことすっ飛ばして一気に次の展開になるようです。世界編ということですが、宇宙編という感じになるかもですね。
ネロ亡き後の混乱の１年が描かれている。皇帝はガルバ、オトー、ヴィテリウスと目まぐるしく交代していき、世界の首都ローマも著しく荒廃していく。まだまだ続く混乱は、この後どのように克服されていくのか？次巻も楽しみです。
声が出せなくなってブランコに乗り続ける弟の話。弟と呼ぶ私はお姉ちゃんらしい。動物と指の音とお母さんとお父さんとおばあちゃん。飛行機が墜落して弟は飛び級を繰り返して海外へ行った。
結局お母さんは指輪と小箱のどちらが一番嬉しかったのか、それが一番気になる話でした。
どうやらこの本は猫による猫のための本らしい。猫がどのようにしたら人間の家を乗っ取ることができるかが説明されていた。
悪名高きではおそらくナンバーワンのネロ。きちんとすべきことはしていたのに歌好きであったために、国政をないがしろにし、ローマで放火の疑いまで持たれた。なんだかかわいそうだよね。そんな内容の文章２０巻目でした。
なんかすでに何の話だったか分からなくなっていますが、よく考えたらそんなの最初からそうだったとも言えるし、この作者はいつでもそんなものだと言えるだろう。
それでも、ようやく四国編が終了し本筋の地球との戦いに戻るのだろうことを思うと、はあ、やっと話が続くのかと安心してしまう感じです。
思えばこの四国編ってなんだったのでしょうか？地球との間にはまったく進展ないし、ただ、元々英雄と呼ばれていた少年が改めて英雄と呼ばれるだけの話なのではないのか？
ま、そうはいっても続きを読むのですけどね。
２重３重ものトリックがいい感じのS&Mシリーズ第８弾。すごく面白かった。「西之園嬢」もすごく頭が切れるのですね。巻末にある土屋賢二氏の解説も面白かった。
物語シリーズと３月のライオンのコラボ作品。普通に面白かったですね。老倉さんのその後もほんの少し語られてる感じが良いかも。ところでなぜ月なのでしょう？３月だから？
