毎日適当

ガンプラを作って保存するためのブログです。映画を見たりアニメをみたりもしてたり。

ローマ亡き後の地中海世界 海賊、そして海軍 4

2023-10-31 20:19:00 | 簡単レビュー
ついに完結の亡き後地中海シリーズ第4弾。
第五章の続き(承前)「パワーゲームの世紀」から。アンドレア・ドーリア、海賊ドラグー、海賊赤ひげたちを主人公としてプレヴェザの海戦、アルジェ遠征などが語られる。
続く第六章の「反撃の時代」で、マルタ島攻防とレパントの海戦が述べられる。
そして最後の短い第七章「地中海から大西洋へ」にて地中海から公認の海賊(コルサロ)が一掃されていき、また舞台が地中海から外海に移っていくことが紹介されて幕を閉じる。
相変わらず最後の一文に歴史の重みをのせられている様な感動の肌を得た。
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ひげを剃る。そして女子高生を拾う。Each Stories

2023-10-29 22:56:00 | 簡単レビュー
ひげの女子高生の話の短編集。短いもので10ページくらい。長いものでも30ページくらいの話が17個収められている。あさみが吉田に可愛いと言われて照れてる17話目。ちょっとよかったかな。
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ネメシスⅣ

2023-10-27 23:50:00 | 簡単レビュー
シリーズ第4弾!
今回はアンナの力なしで事件を一人で解決に導く風間がカッコよく描かれる。。。ってそんなわけないね。ここまで読んできた読者はどうせ今回もアンナが裏で活躍するんですよねと。当然の様なオチに期待するし作者もそれを裏切らないのでした。
でもなんだかこれまでと比べると風間がカッコよく描かれてたかな。
一つ目の話のキーワードは天狗とサーモンとこれまでよりもかなりシリアスな展開のストーリー。二つ目は栗田の謎の動作とそれを尾行する風間とアンナ。相変わらずおもろいです。

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武者小路実篤 「友情」

2023-10-25 20:35:00 | 簡単レビュー
すごく久しぶりに武者小路実篤さんの本を読んだ。たしかこれが2冊目で、1冊目は「幸福者」だったと思う。この人の作品の特徴はとても素直で裏のない話と言えるのではないかと思う。(もちろんいい意味で)
「友情」の主人公の野島は杉子に恋する。あれこれあって野島は浮かれたり沈んだりを繰り返すが、どうやら杉子は野島の友人の大宮に恋しちゃってるようだ。でも大宮は野島への友情のため杉子の愛にこたえられない。まあそんな感じの話です。最終的にはそれぞれの内面が語られ、落ち着くべきところに落ち着き、皆が前を向いたまま話は閉じる。
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ネメシスⅢ

2023-10-24 20:26:00 | 簡単レビュー
もうすっかり慣れてしまった風間とアンナの探偵コンビ。今回は周木律さんでAIを題材にした作品でした。新キャラ姫川も参加しての女子高での教師の自殺の謎に迫る1作目「愛という事件のもとに」と将棋の対極中の密室殺人を描いた2作目「名探偵初めての敗北」。まあタイトルに意味ないと言っていいでしょうが、なんだか意味もなく大仰なタイトルが面白いですね。
ところで周木律さんの本初めて読みました。ネメシスでは本当の良さが分からない気がするので、そのうち別の作品を読んでみたいです。
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新 風の大陸 Ⅲ

2023-10-19 22:14:00 | 簡単レビュー
新シリーズ第3弾にて、今のところ刊行されている中では最後の風の大陸シリーズの作品。前作に続いてストーリーは予想外の方向に進みまくる。いや、まあなんというか、誰も悪人なんていないのでは?姫や僭主の息子をさらったといわれても仕方ないのでは…って思ってしまいます。それにまさかゼドゥーがそんな役回りをするとは予測できない感じでした。
ラテル山でのローエの最期はなんか無理やりストーリーを閉じた感じだし、ローエの眼とケントウリ族のこともさっぱり分からないままで「これから、全てが始まるのだよ」ってことだそうです。
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天久鷹央の推理カルテ

2023-10-18 19:25:00 | 簡単レビュー
タイトルも読めない様な本を手に取ったのは、いとうのいぢさんのイラストに惹かれたから。天久鷹央は女医で、見た目は女子高校くらいに見えてしまうくらい若いが、一度読んだ本は決して忘れないというくらいの天才。その助手のような役割をしているのが小鳥遊という男性の医師。まあこちらがいわゆるワトソン役ですね。この2人が病院で起こるいろんな謎を解決していくって感じのストーリーです。医療ミステリーって言えばいいのでしょうが、まあいわゆるツンデレものとも言えるかな。まあ、なんとも楽しかったです。もちろん続き読みますよ。
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新 風の大陸 Ⅱ

2023-10-17 19:31:00 | 簡単レビュー
新シリーズの第2段。カヴィンタとローエはルティを送り届けるという使命とは別に、ザイツ公国の姫マルキラを救い出すという使命も果たそうとする。いやもうそれは無謀ではって感じだが、そこを投げ出せないのが正義の主人公たるゆえんでしょう。でも、その他の登場人物たちは完全には信用できない感じで、それぞれ思惑を抱え、裏切りなどもありありで、なんだか複雑です。でも、その複雑な感じが、これまでと違って面白く思えます。って、思ったらあとがきに書いていたが、どうやらかなり意図して描かれているようですね。続きが楽しみです。
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ローマ亡き後の地中海世界 海賊、そして海軍 3

2023-10-16 18:38:00 | 簡単レビュー
シリーズ第3弾。
第四章の「並び立つ大国の時代」ではマホメッド二世によるコンスタンチノープルの陥落やロードス島の攻防、法王レオーネ四世やジェノヴァのことや海賊クルトゴルなどなど語られる。
第五章の「パワーゲームの世紀」ではトルコのスレイマン一世、フランスのフランソワ一世、そして、スペインとドイツの皇帝カルロス五世が主人公として紹介され、そして海将アンドレア・ドーリアや海賊赤ひげが登場して大活躍する様が描かれる。
至る所で塩野さんの過去の作品が参照されていき、全体としての流れが紹介されていくのだ。
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敵は海賊・海賊たちの憂鬱

2023-10-12 23:46:00 | 簡単レビュー
敵は海賊シリーズの第3弾。いつものように海賊匋冥とジュピリー、海賊課のアプロとラテルが大暴れ。それと政治家(星治家?)のマーマデュークが絡んでややこしい。今回はメタ的な要素はないのかな、と安心して読んでいたら、解説はもろメタ状態だった。それに最後の匋冥とマーマデュークの対決はいったいなんだったのか。ジュピリーを追い詰めるラテル、匋冥の前に突然あらわれるアプロ、殺されるとこだったと冷静に認める匋冥。なんだかみんな渋いかんじですね。
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