毎日適当

ガンプラを作って保存するためのブログです。映画を見たりアニメをみたりもしてたり。

ホーキング宇宙を語る

2022-12-24 18:47:00 | 簡単レビュー
宇宙のありようをその歴史を振り返りながら語り始めるホーキング博士。ユーモアのある文面だが、かなり難解な内容。正直言って、素粒子理論を学んだ者にとっても難しい内容であるが、それを数式を使わずに表現するのはかなり難しいはずだ。だが、この本を読むと物理の本質は数学だけではないという考えが湧いてくる。そう、私がドクターコースにいて研究に没頭していたのはまだ本当の物理ではなかったという気がしてくる。私も再び物理学への興味が再燃してきた。8章の「宇宙の起源と運命」、9章の「時間の矢」が特に秀逸と思った。
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死物語 上

2022-12-23 23:15:00 | 簡単レビュー
モンスターシーズン第5弾にて、物語の締めくくりと思われる死物語上。忍とスーサイドマスターの話ながら阿良々木くんの語りで影縫さん再登場で、なんと新型コロナのパンデミック中のヨーロッパを舞台としている。まあ、登場人物に新キャラはなくヨーロッパ感は全くなかったが…。
物語的にはこの話よりも前の話になるらしい死物語下が残っており、黒幕(?)アラウンドで盛り上がると予想される。さあ、楽しみですね。
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巡検士カルナーデトル編Ⅲ 水神(デトル)の娘

2022-12-23 07:49:00 | 簡単レビュー
今回もカルナーの大冒険。クーリニルをターゲットにした東ローダビアと西ローダビア、そしてアステ・カイデ。4国の利害を収めようと画策する。
まあ、そんなことはそれとしても、水神(デトル)の娘ことラセマ王女との間には超越した関係ができたし、マナータとラダナックという呪い師、王妃の元恋人で東ローダビアのチェレ・バンジなど色々と魅力的な敵キャラ(?)が登場して面白かった。
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悠々おもちゃライフ

2022-12-17 11:56:00 | 簡単レビュー
森博嗣氏の所有する欠伸軽便鉄道弁天ヶ丘線とそこを走る機関車。飛行機やぬいぐるみやいろんなおもちゃ。星型多気筒エンジンに自家用車に犬。とにかくたくさんのアイテムが写真付きで紹介される。文章は、しかし、その紹介とはあまり関係のないことが半分以上。おそらく、あまり書くことがなく、そのとき思いついた事を思考してみているだけなのだろう。でも、かなり面白かったし、自分もまた工作でもしてみようかと思った。そうそう、奥様も度々紹介されていたがこちらは写真なし。これはおもちゃではないということか。それとも何らかの圧力か。
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扇物語 (ネタバレあり)

2022-12-15 23:56:00 | 簡単レビュー
いよいよ煮詰まってきた感のあるモンスターシーズン第4弾。阿良々木くんは戦場ヶ原と老倉から今更ながらの謝罪による別れ話をうける。わけわからんというのに食飼命日子からもわけわからん相談を受けて調査に乗り出す。そんな感じで今回は扇くんの力を借りようとするのです。でも、なぜか肝心のシーンは描写がなくいきなり後日談となる。これは後への伏線なのか。撫子編の方は洗人が影に見えつつ、貝木(蚕)さん再登場でなんだか盛り上がってます。本編の阿良々木くんとはどんな感じで絡むのか。それともいっさい絡まないのか…
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人間は考えるFになる

2022-12-13 06:16:00 | 簡単レビュー
土屋賢二氏と森博嗣氏の対談本。まあぐだぐだといろんなテーマで話しているって感じでした。土屋賢二氏初のミステリ短編「消えたボールペンの謎」は面白かった。最後のオチで一人称があたしなのは何故なのか。
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ふるさと小郡のあゆみ

2022-12-11 18:58:00 | 簡単レビュー
福岡県小郡市の歴史を小中学生向けにまとめた書籍。小郡どころか九州出身でもない自分にとっては初めて知ることが多く、興味深く読みました。小郡とその周辺についての原始、古代、中世、近世、近代と移りゆく歴史を一望できた感じで、面白かったです。
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ルネサンスとは何であったのか

2022-12-07 20:58:00 | 簡単レビュー
「見たい、知りたい、わかりたいという欲望」それが長く暗いキリスト教社会の中世ヨーロッパにおいてついに「爆発」したもの。それがルネサンスだったということなのだろう。
「一千年以上もの長きにわたって指導理念でありつづけたキリスト教によっても人間性は変わらなかったのだから、不変であるのが人間性と考えるべきである。ゆえに改善の道も、人間のあるべき姿ではなく、現にある姿を直視したところに切り開かれてこそ効果も期待できる(p.181)」これはマキアベッリの考えだったらしいが、つまりは塩野さんの考えでもあるのでしょう。
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巡検士カルナーデトル編Ⅱ 水神(デトル)の都

2022-12-07 07:48:00 | 簡単レビュー
デトル編第2弾。王女を連れて逃走したカルナーたちはクーリニルの宰相マネト・フスの元に王女を送り届けようと画策する。しかしその中でカルナーは謎の男女に囚われ、色仕掛けまで受けることになってしまう。東西ローダビアやアステ・カイデも絡んでややこしくなる一方の話はどのようになるのか楽しみです。
この銀の時代シリーズは風の大陸本編の青銅の時代シリーズの前史ということになる訳で、あとがきや解説で仄めかされているように密接な繋がりがあるはず。私には今のところよく分からないが、そちらも楽しみです。
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いなくなれ群青

2022-12-04 07:23:00 | 簡単レビュー
「いつだって」「どうしようもなく」「ひとつだけ」。その言葉の使い方を教わるようなそんな本。
サクラダリセットをアニメで見て、思いの外面白かったので、この人の本を読むことにした。これが河野裕の読書1冊だが、たぶん全て読むことになるだろう。

この人の小説はタイトルが良いですね。
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