久しぶりに漱石さんの本を読んだ。この有名な「坊ちゃん」は漱石の作品の中でも初期の作品に属するそうだ。子供の頃に少しは読んだことがあるかもしれないが、全く覚えておらず、今回読んでみてすごく面白いと感じた。なんといっても主人公の坊ちゃんが江戸っ子気質で、曲がったことが嫌いで、喧嘩っぱやく、周りのことなんか気にせず我が道をいく感じ。破天荒なところもあるが、読んでいて気持ちがいい。1世紀以上前の作品であるのに、あまり古いという印象がない。そんな読後感の作品でした。この際、漱石さんの本も全て読んでみたくなりました。