超マイペースなティーエは敵(?)の中にあっても、すべて素直に応じる。別れ別れになった3人は、それぞれのことを思う。なんか切ないです。
前作読み終えた後、あまり期待せずに、なにげに続編を検索してみたら、なんと、もう出版されていた。しかも、わりと簡単に手に入った。登場人物たちはどうでもいい謎を一生懸命に考えている。でも、それが自然でとても面白いと思えるのです。主人公の名前とサブタイトルがいい感じの雰囲気を醸しだしています。次も楽しみです。
前作同様面白かった。取り上げられるはど真ん中の江戸川乱歩。しかも、ここにきてシリーズ初の長編。主人公たちと周りの人、過去の人、そして本の中の話、本の著者の話。色々な要素が見事に絡んでストーリーは何重にも面白くなる。ともかく、次巻も楽しみです。
ラクシはついに組織の旗となる決心をする。かと思いや、ストーリーは別の方向に向かっていくようです。ラクシもティーエも自分の気持ちに気付き始めたようで、しかもこれがティーエの運命なのかも。まあ、次も楽しみです。
暗躍するヒルメスに、減少していくパルス諸将の数。ここにきて物語の主軸となる将を失いアルスラーンは今後どのようにパルスを守っていくのか?まあ、前巻くらいからなんとなくの不吉な伏線はあったのでそれほど驚きはしなかったが、倒れない戦旗と比してた2人の最期に思わず涙が出てきた。
すごく面白かった。主軸となる栞子の母親の謎を絡めつつ膨らんでいくストーリーは見事の一言に尽きる。この巻の1話目の「たんぽぽ娘」確かに何かで読んだか聞いたかした覚えがあるのだが、思い出せない。なんだったかな…。
ハードなインフラの続きとして水道について詳述され、それに続いてソフトなインフラの医療と教育が取り上げられる。医療と教育といえばカエサルの政策であり、カエサル大好きな塩野さんは当然のようにカエサルの話を繰り返す。カエサルに限らずローマ人が大好きなのだろう。これを読んでいると誰でもローマに詳しくなり、そして好きになるだろう。
栞子さんと大輔の古書ラブコメ。前作よりもさらに踏み込んでいく感じのストーリーは、この後栞子さんの母親の謎を中心に進んでいくようです。
歩く近所迷惑ティーエの冒険は続く。いよいよアドリエで自分の運命と向き合う感じになっていくのか?大魔術師のラグルドも登場し、アドリエ内の権力争いも兆しが見え始めてます。とりあえず次巻も楽しみです。