ひいおじいちゃんの話や秀士郎の学生時代の話。そして、晶子と友達の温代の話。わりと面白い。
とりあえず、最初の登場人物の一覧の多さにびっくり。
とりあえず千賀ひかりの再登場に萌え、あの姫菜真姫のことにびっくり。
まあ、本当に訳がわからないまま狐面の男と十三階段との対決に突入していき、想影真心の登場まで。
ぼく 戯言遣い
玖渚友 くなぎさとも
西東天 さいとうたかし
闇口崩子 やみぐちほうこ
石凪萌太 いしなぎもえた
浅野みいこ あさのみいこ
鈴無音々 すずなしねおん
哀川潤 あいかわじゅん
石丸小唄 いしまるこうた
千賀ひかり ちがひかり
園山赤音 そのやまあかね
匂宮出雲 におうのみやいずむ
奇野頼知 きのらいち
ノイズ のいず
絵本園樹 えもとそのき
濡標深空 みおつくしみそら
濡標高海 みおつくしたかみ
想影真心 おもかげみこころ
ユリウス・カエサルを扱う話が始まる。7巻の終わりから一旦時代はユリウス・カエサルの生年である紀元前100年に遡り、勝者の混迷で描かれた話を今度はユリウス・カエサル中心に復習できる感じ。
夏休みに和人と晶子が塔に遊びに来る。晶子はエスペロスと仲良くなり、和人は江角の部屋で悪魔ミロワールと出会う。
秀士郎の和人への言葉が良かった。「だが、ガキには、それをすべて一瞬でひっくり返す力がある。お前らしさも、いつかは変わっていく。だからな、己のドアは、いつでも開けられるようにしておけ。決して鍵をかけるなよ」
古典部シリーズ6作目は全体的に暗い内容の短編集。
「箱の中の欠落」は里志に関わる生徒会長選挙の不正のトリックの話。「鏡には映らない」は折木の中学卒業時の不可解な行動を伊原が解き明かすもの。「連峰は晴れているか」はアニメにも既出のもので、折木たちの中学時代の先生のこと。「わたしたちの伝説の一冊」は伊原の漫研に関わるひとつの決着。「長い休日」は折木の小学生時代のこの性格に至るまでの理由的な話。そして表題作でもある「いまさら翼といわれても」は「遠回りする雛」の続きと言ってもいいような千反田の悩みを描いた作品。どれもこれも奥深いものであったがあえて一つというなら「わたしたちの伝説の一冊」もっとも長く面白いと思いました。
別次元から来たエスペロスとの学校での様子。新キャラ雅弥との出会い、最後におまけみたいに出てきた雅弥の父(?)の清弥。信久は清弥の下でケンカの修行を始める。
戯言遣いがバイト。潤さんもみいこさんもなんだか嫌な予感がするらしい。というか、読者からすれば嫌な確信しかない。物語が進み、新キャラと仲良くなり、弟子とも意味ありげな会話が終わったらいったん誰が死んじゃうんだろうってハラハラ。まさか全員死んじゃうなんて…
ともかくここまでで伏線は出し切りラスボス(?)と呼ばれる狐も登場したので最後のネコソギラジカルにそのまま突入していこうと思います。
ともかくここまでで伏線は出し切りラスボス(?)と呼ばれる狐も登場したので最後のネコソギラジカルにそのまま突入していこうと思います。
ぼく 戯言遣い
木賀峰約 きがみねやく
円朽葉 まどかくちは
匂宮理澄 におうのみやりずむ
匂宮出夢 におうのみやいずむ
春日井春日 かすがいかすが
浅野みいこ あさのみいこ
紫木一姫 ゆかりきいちひめ
哀川潤 あいかわじゅん
玖渚友 くなぎさとも
西東天 さいとうたかし 狐
闇口崩子 やみぐちほうこ
S&Mシリーズの第2弾。Fの約1年後の話らしい。
極地研の低温実験室で起こった殺人事件に萌絵が夢中になり犀川もいやいや関わっていく。
極地研の低温実験室で起こった殺人事件に萌絵が夢中になり犀川もいやいや関わっていく。
マリウス、スッラ、ルクルスときて、ポンペイウス・マーニュスの大活躍で幕を閉じる「勝者の混迷」。しかし、混迷はまだ完全には抜け切ってはいないという。そして、これほどまでにポンペイウスが偉大であったにもかかわらず、次なる偉大なる個人の登場を予言して終わる。しぶい。