モンスターシーズン第２弾！ぐるぐる迷ってねじれて、カタツムリは再び登場するが、今度のカタツムリは「迷い牛」ではなく「うつろいねじり」だそうです。まあ、相変わらずよく分からないですが、まあいいです。
紅孔雀目線の語りになってからのストーリーの重みに著者の並々ならぬ凄さをみたように思いました。
ルパン三世カリオストロの城に登場するクラリス。映画が出てから４年後に出された本のようです。ストーリーをさっと通したフォト・ストーリーはどちらかというとクラリス視点で流れる。その後の宮崎さんのインタビューなどアニメージュに掲載された記事を集めたもののようです。
塩野さんの本が面白いのは、やはり言葉を選ばない率直な言い回しのためだろう。我が友と付けたタイトルで塩野さんが描くマキアヴェッリは、優秀で、勤勉で、そして人間臭い人物だ。これまで読んだ塩野さんの本で、塩野さんがユリウス・カエサルとチェーザレ・ボルジア好きであることは知っているし、読者もやはり、カエサルやチェーザレを好きになる。その上で我が友という言葉をマキアヴェッリの前にあえて付けていることに、カエサルやチェーザレに対するリスペクトを超えた「好き」を感じる。そして読者である私も同じ気持ちにさせられるのだ。
みんな大好き真賀田四季の幼少期の話。赤緑黒白で登場した四季のお兄さんの話が時代的にずれているのがとても気になっていた。捻れ屋敷もぶるぶる人形も、同年代としか思えなかったし、今作でも明らかに時代設定がずれている。
もしかして、ぶるぶるは今はもうと同じトリックなのか？捻れでは明らかに萌絵だったと思うのだが、逆に保呂草が別人なのか、もしくはVシリーズ時より後の話なのか。
あらま。そゆことか。
ところで、そんな絡みはさておくとしても四季シリーズ面白かった。というか、すごかった。続きも楽しみです。
久しぶりに物語シリーズ読みました。ここからはモンスターシーズン。阿良々木暦の大学生のシリーズのようです。タイトルは忍物語ですが、いつぞやの決死にして必死にして万死のディストピア・ヴィルトウオーゾ・スーサイドマスターが背後に見え隠れする怪事件を臥煙さんと一緒に解決していく。
いろいろ新キャラも出てきて面白かったですよ。
